職場のその後について

さて、ポンコツを追い出し、期待の(?)若手を迎えこれから頑張っていきましょうというところだったんですが。。。

新しいメンバーは他業種の経験はあるものの、こちらの業種での経験が少ないため自分とペアを組んで仕事をすることで、現場とも合意していました。ところが、7月をもって別チームへの転属が決まりました。今までのチームであれば作業内容や動き方(これが結構重要なポイントになりました)が分かるので、何の問題もなかったんですが、チームが変わるということは今までのやり方ではなく、新しいチームなりの仕事の進め方などがあり、それを理解した上で仕事をしないといけません。

このチーム(移ったチーム)は、大人数ということで毎週ミーティングがあります。それは別にいいんですが、業務終了後に日報を書きリーダーに提出しなくてはなりません。そして、その日報というのが案外厄介なものでした。普通は手持ち業務の進捗と予定ぐらい書けばいいものですが、そのチームの日報(以下、日報と書きます)は、例えばドキュメントでもシート単位(ページ単位)での進捗を書かなければならない(もちろんパーセンテージで書くんです)、作業での問題点とその対策について書く、また資格の取得を推奨、いや強制しておりその進捗状況も書かなければなりません。

日報で何が面倒かというと、ドキュメント(手順書とか)でもページ単位で進捗を書かなければならない、前日との差分(何%から何%になった)の記載が必要など細かい点、さらに問題点とその対策についてはやたら気にしているようで、問題点を挙げ具体的な対策を書かないと、翌日怒りのメールが飛んできます。毎日問題点があるわけでなし、そんなこといちいちこだわるほど暇ではないし、正直言ってそれほど業務の評価に影響するのか疑問です。影響するとしたらおかしいです。もっとも、あんたらが評価とやらをしたところで給料が上がるわけではないし、そういう意味では全く無駄です。リーダーの自己満足以外の要素はゼロです。

問題は日報だけではありません。むしろ日常の業務の方にありました。案件のリーダーが自分たちと別の建物にいるので、なかなかコミュニケーションが難しい面もありましたが、分からない情報は確認するとして細かい点はレビューなどで確認すればいいと思っていました。しかし、先方はその前に不明点を全部つぶしてレビューなどでは完璧な資料を出さなければならないと考えていたようです。そんなのお前の趣味だろ。ただ、意見が異なった場合先方が強いのは仕方ないことです。そうこうしているうちに段々我々の評価は下がっているようです。こちらは経験の少ない若手を教えるのに必死で、そんなローカルルールに構っている余裕はないんですけど。

しかも問題は(これ多いな)、そういうことをはじめに説明されればちゃんとそれに沿って行動できるのに、後からさも当たり前であるかのように言ってきて、できていないと批判することです。後出しジャンケンの不利をまともに被りかなり当惑しています。郷に入ってはという諺もありますが、これはあまりにひどい。過去幾多の現場を経験してきましたが、こんなひどい現場はなかなかお目にかかれるものではありません。

さらにひどいのはチームのリーダーが、そのやり取りをメールでチェックしていたのか、レビューに同席した際、開口一番そのやり取りのずれに対して批判を始めたことです。それは今言うべきことなんでしょうか?レビューの内容と関係するのでしょうか。あまりに配慮のない、そして無礼な言動に呆れかえりました。こんな所で仕事を続けるのは難しいな、若手の育成もこれでは満足にできないだろう。そう思っていましたが。

アイビスサマーダッシュ

日本で唯一の1000m直線コースがある新潟競馬場。そこで行われる唯一の(そりゃそうだ)1000m直線コースの重賞競走であるアイビスサマーダッシュ。なぜか、知り合いの人と見に行こうという話になり(詳細は忘れた)、現地へ行くことになりました。

夜行バス?何言ってんだ!泊まりに決まってるだろ!と言われ2ヶ月前に宿を探すもどこも一杯。何とか空いているところを見つけ出しました。で、1ヶ月前に新幹線の割引きっぷをゲット。こんなに前もって準備するのって珍しいから、大変だったよ。

さて、前日は新潟駅付近の飲み屋で景気づけ(食べ過ぎた)、そして当日新潟駅前から競馬場行きのバスに乗ることに。しかし9時前だというのに長蛇の列!他にろくなアクセスがないのは分かるけど、こんなに人が多いとは。30分近く待ってようやくバスに乗り込み、満員のバスに揺られ競馬場へ。最初は順調に走ってましたが競馬場が近づくとやはり渋滞が始まる。何せアクセスがこの新潟バイパス(新新バイパス)しかないからな。定刻より10分ほど遅れて新潟競馬場に到着。マイカーは駐車場探しが大変そうだ。

さて、ここからが本題?地方開催らしく7レースまでは未勝利、新馬戦、8レースでようやく条件戦(500万下の平場)。うーん地方の未勝利戦なんて当たったことないんですけど。とりあえず、2レースの3歳未勝利戦から参戦することに。そして出馬表を見ていて気が付いた。あ、ミルコ(デムーロ)がいる。乗る馬がいずれも人気馬(1、2番人気)なので、これに乗っかることにしたのですが、それが失敗の一つでした。2レースはミルコ騎乗の11番ラヴベローナを指名するも3連複2頭軸の相手にサテラノサトを指定して撃沈、その後も3連複のせいかまったく当たらず、4レース障害未勝利は10番アヴニールマルシェを指定するも相手にしたリュクサンブールは、あれ?どこ行った?よし、ミルコ1本に絞ろう、と9、10レースはミルコから馬連を流すもハズレ(3着、4着)。ミルコなんて信じるんじゃなかったよ(泣)

と散々な有様でしたが、それよりもとにかく暑い!最高気温は38度!新潟ってこんなに暑いんだ。場内の自販機は昼過ぎにはアクエリアスといろはすが売り切れるという事態に。これはある意味サバイバルかも?と○野屋の牛丼をほおばりながら恐怖を感じていました(たれカツ丼食えよ)。

さて、メインはもちろん新潟の直線重賞アイビスSD、そして札幌ではクイーンステークス、小倉はどうでもいいや。さて、アイビスSDは1番人気がダイメイプリンセス、以下ラブカンプー、ペイシャフェリシタが人気。まあ、春の実績を買ってここはダイメイプリンセスで行こう。後はなんとも言えないので、あまり買わない3連複軸1点流しで、15番から6頭ばかり流すことに。札幌はソウルスターリングの復活はない!と断言し(?)ディアドラと3歳馬ツヅミモンで勝負。

メイン3レースは札幌から。1番人気ディアドラは直線鮮やかに差し切り勝ち。一方のツヅミモンは?斤量が軽くてもダメなやつはダメだな。そんなことに改めて気付かされました。ここまで順当に全敗。頼む、最後ぐらい勝たせてくれ!新潟メインのアイビスSDは、スタート地点が1kmばかりも向こうなのでスタンドにいても見えません。基本中継カメラが頼りです。テレビでもあまり変わらんなー、とぼんやり考えていると馬群が近づいてきました。お、結構好位置にいる。何とかなるか?何とか人気に応えてくれました。勝ってよかったよー。3連複は外しましたが(7番人気までしか買ってなかったので)、単複は当たってまあまあでした。

さて、帰るか。しかし、ここからも地獄でした。まずバスを待つ長蛇の列。帰りだから行き以上に人が多いです。しかも気温37度の中ひたすら耐える。何の修行だよ?30分近く待って来たバスは、高速バスタイプの車両でした。よかった。行きと同じ普通の路線バスで立ったままじゃきつい。道路も行き以上に混んでいて、新新バイパスにたどり着くまでに10分近く要する始末。バイパスに乗れば、と思いましたがやはり大渋滞。それでも海老ヶ瀬ICを過ぎると流れるようになり、新潟駅にはやはり10分ほどの遅れで到着。新幹線に間に合ってよかった。

惨敗したのでお土産はないけれど、せっかくの新潟だからと県内限定販売の純米酒を購入。同行した知り合いも何か買ってましたが。でも、やっぱり新潟って相性が悪いところですな。回収率が一番低いの新潟だし。札幌が一番回収率いいんですが、今回はまあ運が悪かったということで。

それでも、今回のレースを見て直線競馬の攻略法が見えた気がします。今まで、条件戦含めろくに勝ったことがなかったけれど、これで勝てるかも。

  1. 直線競馬での実績は重視
    ここにしかないコースなので、他場の実績はあまりアテになりません。終いの脚が速ければ買う材料にはなりますが。やはりここでの実績は大事です。
  2. 基本外枠が有利
    アイビスSDは開幕週でしたが、それでも馬場の荒れた内側よりもきれいな外側を走ろうとするのは自然なことです。開催が進んで馬場が荒れてくると、ファンサービスかってぐらいにみんなが外ラチに沿って走ります。コースロスは結構響くので、実力差がなければ外枠の方が距離が短い分有利です。

これで勝てるのかなあ。しばらくこれでやってみますか。西田と藤田(菜)が千直の鬼という都市伝説もありますが、それはどーなんでしょうね。

職場のパートナー(最後に)

職場の問題児(以下Mとする)が去って行きました。最終日もやはり大幅な遅刻でした。最後ぐらいきっちり、いやそれは無理な注文ですね。出勤して10分以上もぼーっとする。それも見慣れた光景です。勤怠や勤務態度も契約終了の要因だっけ?まあ、今となってはどうでもいいです。最後だから、PCの返却手続き、処理があるので作業はなし、もっとも普段だっていない方が作業が捗っていたから、大して変わりません。

最後だからでしょうか、いつものように誰の陰謀なんだ?オレは優秀なエンジニアだ、といった戯言はありませんでした。その代わりにこんなことを言いました。「オレの実力はこの現場では足りなかったんでしょう。(ここに残る)あなたは十分な実力をお持ちなんでしょう。」絶対ウソに決まってる。お前がそんなこと言うキャラじゃないのは百も承知だ。それともとうとう壊れたのか。かわいそうに。でも、舌の根も乾かぬうちにオレの実力は最高だ、お前らよりもオレの方が上なんだ、などとつぶやいているのはなんでしょうかね?

終業時間を待たずに、入館証などを返却する都合でMは早々に去って行きました。しかし、Mがいなくなっても不思議と寂しさはありませんでした。むしろ、やつがやらかした(ログをちゃんと見ていなかったなどの失態の)せいで、こちらが昨日からその後始末を散々やらされ、そんな感傷的な気分になる余裕なんてなかったです。最後まで他人に迷惑をかける最低なやつだった。そんな印象しか残さなかったですね。

噂によると、次は結構いい現場(有名な企業です)で働けることになったとか。いったいどうやって先方の担当者をだましたのでしょうか。気になります。でも、受け入れる方も受け入れる方だよ。風采からいっても、発言内容から言っても胡散臭いことこの上ないのに、よく採用するもんだ。現場に不幸をもたらすのは案外現場の上長なのかもしれませんね。そんなことをぼんやり考えつつ、やつの後始末を何とか無事に終えることができました。もう二度と自分の前には現れて欲しくないです。今後何があっても一緒に仕事をしたくない。できれば、現場の裁量で業界から永久追放してくれないかな?

職場のパートナー(おまけ)

さて、職場の問題児(以下Mとする)がようやく職場を去ることになって、ほっとしているわけですが。彼の言動を振り返ってみたいと思います。ある日のこと、Mがこんなことを言いました。「いつも作業のツールなど作っていただいてありがとうございます」普段、文句ばかりで感謝なんてしないようなやつが急にそんなことを言うので、そうかようやく改心してくれたか、と最初は嬉しく思ったのですが。。。それに続けていった言葉はと言うと、「実はこの現場での業務が終了することになりました」だったのです。要するに現場を追放されることになって、急に神妙な気持ちになったのでしょう。つまり、そうでもなければ感謝する気持ちも起きないと言うことです。これだけでも、彼の人間性がうかがえようというものです。

では、Mは反省したのか?残念ながらそうではないようです。Mは、業務終了が決まってからしきりと「オレは優秀なエンジニアなのに、クビにするとはどういうことだ」とか「オレを超えるようなスキルを持つ者はいない」などと意味不明な発言を繰り返すようになりました。しかし、Mがエンジニアとしての基本動作もできないポンコツであることは彼を知るものが誰しも認めるところです。それなのに、スキルの低さと裏腹になぜかプライドだけは一人前に高いので、それも厄介なところです。正直言って、彼の扱いに相当苦労しました。彼が事故るのは勝手ですが、こちらにまで影響すると大変なので仕方なくフォローをしていたのですが、それが彼をつけ上がらせ、オレは優秀だと勘違いさせる原因だったとも思いますので、その点は反省しています。

彼が間違った行動に走らないようにツールに工夫をしてフールプルーフを入れたり(本来は必要ないものですよ)、ログを見る能力のない彼のために作業を肩代わりしたり、それでもチェック漏れがあったために作業をやり直す羽目になりました。ちなみに、その日Mは酒の飲み過ぎで仕事をサボりました。体調不良なんていってますけど、彼の行動はお見通しなので心配することはありませんでした。

スキルの低さ、作業のまずさ、勤務状況(基本的に遅刻し、仕事があるのに定時に帰ろうとする)、どれをとっても最悪のエンジニア、いや作業係だったと思います。元請会社が選んだ(面接で通した)ので、なかなか難しいと思ったのですが、最後には彼の劣悪さをみんなが認めて、そのおかげでMは退場することになったわけです。ああ、またMが何かつぶやいている。無視しよう。

職場のパートナー(その続き)

職場にいる問題児のことですが、ついに職場から出て行くことになりました。とりあえずは一安心です。ついでに、有望な若い人を入れることもできて、本当によかったと思います。と言ってもこれで万事安泰ということではなく、新しい人がちゃんと働いてくれないと、今までの努力が無駄になるのでむしろこれからが正念場かもしれません。

さて、その問題児(以下Mとでもしましょうか)は、どうやら自分の処遇に納得していないようです。職場を離れることがMの会社から通知された時、「どういうことだ。オレは優秀なのに。」などと認める気はないようでした。端から見たら、つまりチームの他のメンバーから見たら明らかに劣っているのに、自分だけはそれを理解していないようでした。だからクビになるんだよ。それとMの会社には上位の会社から端的にスキルなどが不足していると伝えられたようですが、本人にそこまで考える知恵はなく、ただ不当解雇のように思っているみたいです。もっとも担当営業は、その理由について問い合わせていたようですが。残念ながら上位会社からはそれ以上の理由が伝えられることはないようです。それぐらい見れば分かるだろう、といったところでしょうか。我々はMの素行を見て皆納得しているのに、Mだけが不満を露わにしています。

また、Mはこんなことも言いました。「オレは何も問題を起こしていない。クビになる理由が分からない。」大きな問題を起こせば当然クビになりますが、それって懲戒解雇ってやつですかねえ?確かにレッドカードはもらってないけれど、イエローカードなら何枚ももらってるだろう。全くもって自覚がないんですね。もう1つ考えるべきことは、給料に見合ったパフォーマンスを発揮できなかったことです。どうやらMは、それまで在籍していた会社を給料が安いからと飛び出したようなのですが、あのような低レベルの仕事で、人並み(業界の標準レベル)の給料をもらおうなんて虫がよすぎる!そう思わせるほどの低レベルな仕事ぶりでした。事故には至らないがインシデントを繰り返す、作業そのものが遅くて間違いが多い、間違いを指摘するととにかくごまかそうとする。自分を正当化するために逆ギレすることすらありました。今までの低水準の給料なら文句も言われなかったのに(もちろん、それなりの仕事しかありませんけど)、何を勘違いしたのか上位の仕事、待遇を求めて、過去のたまたま経験した人受けのよい経歴(業界的にという意味です)で人事担当を騙くらかしても、結局ボロは出るものです。

わりと短いスパンで離れることに、Mは経歴に傷が付くと心配している様子ですが(鈴虫程度の頭で)、むしろよくそこまで我慢して引っ張ったもんだと、現場の寛大さに恐れ入るばかりです。当然、その期間自分が迷惑を被ってきたわけですが。契約終了が目前に迫って、次の犠牲、じゃない現場を求めて面接に明け暮れる毎日のようですが、果たして次も人事担当を欺すことができるのか、いつ正体がバレるのか、興味があります。

職場に仕事の足を引っ張る厄介者がいても、いろいろ努力すれば改善できることが分かりました。過去の職場では、放り出したいけど代わりの人がいないからという理由で却下されたこともありますが。うーん、そいつがいない方が仕事の効率が上がるんですけど。今回は成功パターンとして評価したいと思います。いい職場でよかった。