無観客競馬

新型コロナウイルス(whoが付けたなんとか言う名前は忘れた)が猛威を振るっています。たぶん。そんな中で、人が集まるイベントの自粛が進んでいます。競馬も例外ではなく、2回中山、1回阪神、1回中京の開催(ダビスタで言う3月)から無観客競馬で施行されることになりました。

自分は、去年の成績がまたも悲惨な結果に終わったので、暖かくなるまではゆっくり眺めていようと思ったのですが、まさかこんな事態になるとは。金杯から参加している人よりは、淋しさは薄いのかもしれませんけど。

無観客競馬と言えば、よく報じられているように戦時中の1944年の途中から能力検定競走として無観客の競馬が施行されたことがあります。ちなみに、その年の第7回菊花賞(当時は農林省賞典四歳馬競走)では、全馬が走路を誤認したため(当時の3000mコースは、1周目内回り、2周目外回りだったが、この競走については2周とも内回りであった)、競走不成立となったという競馬ヲタなら押さえておきたいトリビアもありました。

能力検定競走、すなわち観客を入れて勝馬投票券(以下、馬券と書きます)を発売するという通常のスタイルではなく、あくまで競走馬の能力を見るための競走という位置づけでレースが行われたわけですね。

さて、今回の無観客競馬については、日本の競馬史を中途半端にかじったせいなのか、お、今回は馬券の発売はないのか、と早とちりしたのですが、文明の進化というのは偉大なもので。現在では、電話投票、インターネット投票(即PAT、JRAダイレクト)というものがあり、なんと競馬場やウインズ(場外投票所)に行かなくても馬券が買えるのです!いや、今さら声高に叫ぶことではないですけど。

そうですね、今回の無観客競馬については、まとめると

  • ファンの喚声がないので、静かな空間が保たれる
  • 競馬場のゴミ(特にハズレ馬券、マークカード、新聞)が出ないのでとってもクリーン
  • 競馬場周辺の混雑、渋滞が解消される
  • 競馬場内の売店、食堂が大ピンチ(JRAが補償するでしょう)
  • 競馬場周辺の駐車場が大ピンチ?(JRAが補償するといいな)
  • 京成バスの新都心営業所が暇になる
  • ちばレインボーバスの書き入れ時がなくなる(京成がなんとかするでしょう)
  • 阪急大阪梅田~仁川の臨時急行が運転されない(かなC)
  • インターネット投票が一気に普及する?(実際申し込みは増えてるようです)

といった効果、影響が想定されます。この2週間程度が新型○国肺炎のピークだとか言われてますが(信憑性は薄い)、早く終息することを願います。まあ、自分は早ければ中山グランドジャンプあたりに復帰するので、それまでに通常開催になっていればよいです。即PATは登録済みなので、投票は可能ですけど。。。