青春18きっぷで行く貧乏旅行feat.駅メモ(その3)

青春18きっぷの旅とはいえ、いつもJRだけというのも何だか物足りない。というより、できることなら私鉄も乗りたいので、今回は青春18きっぷを使いつつ、日頃はあまり行かない遠くの私鉄を攻略することにした。

今回は、高崎線方面新前橋行きの電車で高崎線を北上する。高崎線とその先の両毛線に関しては、一度チェックインしているので(小山まで)、あくまで回数稼ぎである。終点の新前橋で降りて、いつもは乗らない伊勢崎止まりの電車に乗り換える。なぜか、駅メモとトレすごで抜けていた伊勢崎駅をようやくチェックインする。これで、めでたく駅メモとトレすご両方で両毛線クリアとなった。自分でも分からない謎のパターン。

伊勢崎からは、意外に難所になる東武伊勢崎線の最後の区間を逆に走破する。前回は太田まで訪問していたので、太田到着で伊勢崎線はコンプとなるが、この辺り妙な枝線が多いので、そちらも回ることにする。赤城方面は訪問済みなので、今日はややこしい小泉線に挑む。太田から東小泉行きに乗り、終点の東小泉へ。なぜかほぼチェックイン済みなのは、レーダー使用によるものかもしれない。東小泉から西小泉行きに乗り換え、レーダーで取った?小泉町の回数を稼ぎ、終点西小泉(ここだけ赤新駅)に到着。ここは久しく降りていない駅だが(ローカル線の終端駅だから)、降りてみて驚いた。まあ、そういう地域ではあるけれど、ブラジル感ハンパねえ。

東小泉からは館林行きに乗り、終点館林まで移動。この辺りの運転系統は分かりにくいが、館林~小泉線~西小泉間の系統と、途中の東小泉から小泉線の続きを走り太田から赤城線赤城に至る系統の2本からなっている(閑散時の話ですよ)。

館林に到着。昔は駅構内に館林ラーメンのお店があったのに、駅の改装工事でなくなってしまった。これは結構痛い。ここからは南へ下り、東武動物公園を経由して東武日光へと向かう。ここでも運転系統に一苦労する。というのも、基本的に浅草・北千住方面からの列車は、伊勢崎線久喜、日光線南栗橋までの系統が多い(東急田園都市線からの直通急行のせい)。つまり、館林から日光へ向かうには接続駅の東武動物公園以外に、余計な乗り換えが2回も発生するのである。文句言っても仕方ないので、館林からは普通の久喜行きに乗る。終点久喜からは、すぐ降りるけれど急行中央林間行きに乗る。東急の5000系だが、それほど感動もないのは乗り換えが面倒だからだろう。2駅先の東武動物公園で降りる。そして、さらに3駅先までしか行かない急行南栗橋行きに乗る。こちらは東急8000系。テンションが下がるなあ。

駅奪取の方は今回はやめておこうかとも思ったのだが、せっかく遠出したからと規定回数(10回)だけチェックインすることに。強奪チーズだけはふんだんにあるので(駅友から結構供給される)、使いつつ回数分だけチェックインして終了。ちなみに、駅メモの方は、電友がイベント毎にバッテリーをくれるので、体力の回復が心置きなくできる。ありがたいことだ。

南栗橋からは普通東武日光行きに乗り換える。ここで待っていたのは6000系。ちょっとテンションが回復する。この車両は、運用によっては車両ごと(2両単位)で行き先が変わることもあるので、車内にも行き先表示がある珍しい車両である。最近の車両みたいにドア上のディスプレイがあればいいんだろうけど。

案外人が多かったが、藤岡までにはほぼ降りてしまったので、旅行気分を味わいながら、それでも初走破区間(駅メモでは)なので、漏れのないようにチェックインを続ける。東武動物公園の先(杉戸高野台)からは全くの赤新駅、そしてJR両毛線と交差する栃木とその周辺部はさすがにチェックイン済みだが、それ以外の箇所は全くの未訪問区間であった。

ところで、駅奪取の方だが、今日はもうできないと思っていたが、ふとアイテムチェックしているとレベルアップ&体力回復していることに気がついた。ある程度駅を取ると早くレベルアップして回数が復活するらしい。なので、日光線内も規定回数だけチェックインすることに。もちろん、ありあまる強奪チーズ(1h)は使う。

下今市でスペーシアに追い越され、AIZUマウントエクスプレスとすれ違うために足止めされるが、ようやく東武日光に到着。このエリアはJRを含めて未訪問のため、新駅稼ぎが捗る。東武日光の駅を出て、JRの駅の場所がどっちだったかにわかに思い出せなくなるが、落ち着いて配置を思い出し、こっちだろうと坂を下る。よかった、土地勘が残っていた。

JR日光線は最近車両が変わったので、多少雰囲気が変わっている。あの107系は撤退し、京葉線タイプの205系があの塗色になっている。でもドア数が増えた以外にそれほどインパクトはないな。あ、車内にトイレができてる。

日光線は、駅メモもそうだが、トレすごでも未訪問のため、多少忙しくなる。駅手前から駅メモでチェックインしつつ、駅の近くに来たらトレすごでチェックインする。途中レーダーで微妙に届く東武宇都宮線もついでにつついておく。でも一部残ってしまった。乗りに来ないとダメかな。

宇都宮に到着。宇都宮線(JRの方)はチェック済みと思ったら、トレすごは小山までしかチェックしていないことに気付く。駅メモは軽めに、トレすごは小山まで重点的にチェックインする。トレすごは1回きりなので、小山を過ぎたらそれで終わりだが、どこで睡眠を取ろうか逡巡しつつも、適当にチェックインする。だが、古河を過ぎてさすがに睡魔がさらに強くなったので、ちょっと休憩することにした。

ふと気がつくと大宮に着いていた。宇都宮線はわりと乗る路線だから、まあいいだろう。ここからは宇都宮線、京浜東北線、その他途中で絡んでくる都電荒川線に注意しつつ、チェックインボタン連打となる。さらにふと気が付くと、もう品川まで来ていた。ここまで来たら必死になることもないので、軽めにチェックインをする。

今日の成果は、東武伊勢崎線、小泉線、日光線コンプ、東武宇都宮線ほぼリーチ、JR日光線コンプ、両毛線コンプ。ロケーション的には健闘した方じゃないですかね。駅メモのレーダーを有効活用したいところだが、そんなにたくさん持っているわけではないし、気軽にもらえるものでもないので課金するしかないけど、それはちょっと厳しいものがある。交通費と相談ということになるのか。

青春18きっぷで行く貧乏旅行feat.駅メモ(その2)

今回も関東地方を、それも西の方を取ることにした。あまり乗らない小田急で小田原へ。そこからは行ける範囲で西へ行くことに。静岡ぐらいなら行けるかな。今回は、駅奪取のイエローライセンス(1日無制限にチェックインできるアイテム)があるので、それも利用することにした。

まずは小田急線(小田原線)を一路西へ。駅メモでは、本厚木まではチェックインしていたのだが(何しに行ったんだろう?)、そこから先はほぼ取れていないので、そこのチェックインがメインとなる。駅奪取については、ごく最近始めたので、ほぼ取れていない。駅奪取からアカウント連携で駅メモも取る作戦とした。今日はほぼこのパターンである。小田急線沿いにはたいして並走する路線もないが、新松田でJR御殿場線と接続し、それと、湘南軌道?というのもある。かつて東海道本線の二宮から小田急線の秦野を結んでいた路線らしいが、それが廃線枠として駅メモに登場する。新幹線から何か取った記憶はあるんだけど。と、念のため秦野付近でボタンを連打する。何とか大竹、台町が取れた。とは言えまだ足りない。昔発見した神奈中バスの代行バスに乗るしかないのか。レーダーで取れたっけ?

小田原に到着。よし小田原線はこれでコンプできた。ここからは静岡方面へ。だが、余裕もあることだし伊豆箱根鉄道の大雄山線に乗ることにした。終点の大雄山駅近くの関本バス停から新松田駅前に出る箱根登山バスがあるのだが、時刻を調べるとどうも小田原まで戻ってもあまり変わらないようだ。しかも運賃はバスの方が高い。うん、小田原に戻ろう。そして一日乗車券を買うか検討した結果、値段は小田原~大雄山間の往復運賃と同じ。しかも、Pasmoが使える。面倒なのでPasmoにしよう。そして、大雄山行きの電車に乗る。緑町、井細田は取得済み?そうか、新幹線から取れるからか。次の五百羅漢からはまじめにチェックインする。終点の大雄山に到着し、大雄山線もコンプ達成。駅奪取は、1回チェックインすれば基本的に終わりだが(強奪チーズで駅に張り付くミッションもあるが)、駅メモは回数勝負なので帰り道もまじめにチェックインする。地味に面倒な作業である。

また小田原に帰ってきた。さて、軽く昼食を取り今度こそ静岡方面へ。ただ東海道本線は何度も乗っているので、あまり乗る機会のない御殿場線に乗ることした。いったん東海道本線で国府津に戻り、そこから御殿場線に乗る。駅メモ開始後乗るのは初めてなので、当然ほぼ全部新駅である。と思ったら、岩波でコンプ達成。裾野から先は新幹線から取ったことがあるんだった。1回だけだけど。そんなわけでゴールの沼津手前でクリアしたが、例によって終点までチェックインは続く。

沼津に到着。ここからは東海道本線で静岡へ。駅メモではチェック済みの区間だが、駅奪取では初めてであり、また駅メモは回数勝負なので、地道にチェックインを続ける。途中絡んできそうな路線としては岳南電車と静岡鉄道ぐらい。だが、岳南電車はほぼ新幹線沿いを走るので、頑張ってみたがジヤトコ前(ジヤトコ1地区前)しか取れなかった。あとは、東海道本線とほぼ並走する静岡鉄道静岡清水線が勝負となる。清水まではのんびりと、清水(新清水)を過ぎたら、頻繁にチェックする。こちらはJR駅の草薙(乗換駅)と東静岡の関係で取れない長沼あたりを除いてほぼチェックインに成功する。

静岡に到着。だいたい取れそうなところは取れたし、時間の都合もあるのでそのまま帰ることに。しかし、眠い。この手の位置ゲーにありがちだが、チェックインするのが忙しく、あまり休む間がない。そして、寝る時間もない。でも、熱海までは頑張ろう、あまり来られないから、と熱海までは耐えてチェックインを続ける。1つの駅で20回取って初めて称号が手に入るので道のりは長いが、まあ気長にやってみるか。駅奪取では駅に1回チェックすれば基本的に終わりなので、帰りは駅メモのアプリからチェックインする。

熱海で上野東京ラインの列車に乗り換え、ようやく寝られる。と思ったが、うーん小田原までの区間も薄いんだよなあ、と考えるともう少し頑張ってみることに。ただし、駅間距離が長く並走する路線もないので、比較的のんびりできる区間ではある。小田原を過ぎると少し安心できるので、ちょっと寝ることにする。そして気がつくと藤沢に着いていた。後は横浜手前の相鉄エリアと横浜からの京急エリアで連打する。しかし、それでもなかなか称号が取れない。これは回数の問題なので、やがては取れるのだろうと気長に続けることにした。

今回の成果としては、回数はともかく、小田急小田原線、伊豆箱根鉄道大雄山線、JR御殿場線をコンプ。しかし、こんなところに20回も来るなんて、いつになるのだろうか。

青春18きっぷで行く貧乏旅行feat.駅メモ(その1)

春の青春18きっぷを買ったものの、あまりお金をかけられないので、近距離の旅行に。それではつまらないので、せっかくなので駅メモ(ステーションメモリーズ!©)を主目的としてみた。

その1回目としては、肩慣らしに(?)かなり近距離にしてみた。このゲームの目的として同じ駅に複数回アクセスすることが求められるということもあり、ふだんの大回り旅行では行けない終端線に行くことにした。さらにロケーションとしてよさそうだと思ったのが、JR青梅線&五日市線。よし、これを往復してみよう。ほとんど考えていないのがバレてしまうが、とにかく最初なので簡単そうな行程にしてみた。

まずはスタート地点の立川駅へ。ここから青春18きっぷなどの旅が始まるので、駅メモのブルーライセンス(1ヶ月間アクセスが無制限になるアイテム)を有効にして、途中の経路で駅にアクセスするが、どうも調子が悪い。アプリが動かない。アプリの問題と言うよりは通信状態が悪いようだ。位置ゲーにおいて(他のアプリでもそうかもしれないが)、通信が不安定であるというのは致命的なことである。前にもこんなことあったな。本当に通信キャリアを変えてやろうかと思うぐらい重大な問題だぞ。

さて、立川に到着してまずは奥多摩方面へ。時間的にちょうどホリデー快速おくたま号が来る時間。だが、なかなか来ない。中央線がいつもの人身事故で遅れているせいで、ホリデー快速まで遅れているらしい。しかも奥多摩行きのところがダイヤ乱れのせいで青梅止まりに。仕方ないので、とりあえず乗ることに。スマホのつながりが悪いのは事故のせいなのか。キャリアのせいでもないのかなとちょっと冷静になりながら、でもなかなかつながらずイライラする。さらにこの区間(青梅線拝島~奥多摩間、五日市線拝島~武蔵五日市間)は駅メモだけでなく、JR東日本アプリのトレすごも未達成区間になっているから、さらにややこしい。スマホの4Gを切ったり入れたり、いろいろ画策して何とかチェックインを試みる。駅メモに関しては数回往復するつもりなので焦らずに、トレすごは1回チェックすればそれで完了なので、どこかで引っかかればいいやぐらいの気持ちでゲームを進める。

電車は終点青梅に到着。疲れた(早いよ)。だんだん電波も安定してきたので、落ち着いてこの先の青梅~奥多摩間に挑む。そうそう、駅メモの姉妹ゲームとして駅奪取というゲームもあり、こちらもなぜか始めてしまったのだが、こちらは無課金を条件に始めたので、駅に1度チェックインすればそれで完了となる。駅メモと連携しており、ブルーライセンスを使えば同時にチェックインできるので比較的負担は少ない。こちらはライセンスがない場合1日に10回までしかチェックインできないので、すぐ終わるはず。この山奥の区間については駅メモと駅奪取を同時に進め、かつトレすごのチェックもすることに。この辺りは割合順調に進む。多少電波の調子が悪い箇所もあるけれど。

青梅線の終点奥多摩駅に到着。見慣れた景色に感じるのはなぜだろう?決して山に登ることはないけれど、ここまでは数回ぐらい来たことがあったような気がする。改札内にトイレがないので、改札口できっぷを見せて外に出て、トイレに行ってまた戻る。こんな辺境の駅で迷わずトイレに行けるなんて、駅周辺の地理が分かるくらいに来たのかなあ。

奥多摩からは各停の青梅行きで戻る。通常は立川~青梅間と青梅~奥多摩間の系統になるのでそれは仕方のないところ。駅メモはとにかくチェックインしなければならない。トレすごは、古里と川井だけ残ってる!そこだけは忘れないように注意して取ることに。終点の青梅で隣に止まっている列車に移り、立川へ移動。

さあ、武蔵五日市へ向かおうとするが、発車案内を見ても青梅行きしかない?しまった!五日市線は拝島始発であったか!そんな基本を忘れるなんて。軽くショックを受けたが、気を取り直して青梅行きに乗る。拝島までの移動でももちろん駅メモのチェックインは欠かさない。拝島では次の武蔵五日市行きまで時間があるので(30分間隔)、お昼ご飯(そば)を取り、ここから五日市線の行程へ向かう。

五日市線は青梅線よりもかなり短いので、20分もかからず終点武蔵五日市に到着。だいぶ電波も安定してきたようだ。必要はないが、一旦改札口を出てまた戻る。武蔵五日市から拝島行きの電車で戻る。行きに取り損ねたトレすごの熊川駅を帰りに何とかゲット。

拝島からは再び青梅方面へ。今度は各停の青梅行きしかなのでそれに乗り、終点の青梅で奥多摩行きに乗り換える。ひみつのアッコちゃんのメロディーが頭から離れない。。。しかし、青梅から奥多摩だけで40分かかるので、案外大変なことに気付いた。拝島からだと1時間20分ぐらいかかる。そんなに何度も往復できる距離じゃない。

2度目の奥多摩駅から拝島へと戻る。結構列車を待っている人が多いなと思ったが、次の立川行きは10両編成(普通の中央特快と同じ)。楽々座れたので安心した。拝島で降りて、ここから再度武蔵五日市へ。しかしもう時間がかなり遅くなったので、これで戻ることにした。ちょうど武蔵五日市から東京へ直通するホリデー快速あきがわに乗れそうなので、今度は改札を出ずにホリデー快速に乗り込む。

結局青梅線、五日市線とも2回しか乗れなかったか。東京都内とはいえさすがにローカル線だなと妙なところに感心しつつ、拝島から立川、さらに中央線を東京へ向かうコースでもやはり駅メモのチェックに勤しむのであった。ちなみに、トレすごでは中央本線はほぼ取得してるので問題ない。

1回目だから、ソフトに行こうと思ったのだが、そんなに甘くはなかった。青春18きっぷを使うから、それなりに長時間列車に乗ることは予想していたが、まさかそれでも2往復しかできないとは。今シーズンは5回ともこんな感じで駅メモ中心の旅をしようと思っているが、1回目にして厳しさを思い知らされた。次はどうなるんだろうか、不安しかねえ。