3.旅行1日目(スタート~大館)
いつもなら、非自動化券のため有人窓口から入場して、Suicaの処理とか何とかわずらわしい人々をかわす目に遭うのだが、今回は自動化券である。つまり、自動改札を通過できる!と言って、調子に乗って連絡改札から入場したのだが。
東京駅の新幹線改札で、乗車券と特急券を重ねて改札機に入れる。が、弾かれる。「入場記録がありません」だと!?連絡改札では、マニュアルに従い紙券を投入してSuicaをタッチしたのだが。近くにいた係員に聞くと、入場時のICカードをタッチしてくださいとキレ気味に対応される。キレたいのはこっちだよ!で、Suicaをタッチすると無事通過できた。ようやく入場できたが、思ったよりスムーズじゃなかったな。ホームに上がり、列車の到着を待つ。E2系1000番台か。もうあのシシャモ(400系のことである©SUPER BELL”Z)じゃないんだね。当然のように(?)仙台行きのやまびこと併結している。お乗り間違えのないように、と案内しているが指定席なので大丈夫だろう。
ところで、少し疑問が。特急券を見ていると料金が特(在来線):940 幹特(新幹線):2800となっている。当初の計算では、東京~新庄間の最繁忙期料金を料金表から6250円と読み取ったので、その4割引で3750円と考えていたが、実際は10円安い。10円ぐらい気にしなくていいかもしれないが、やはり気になるので調べてみた。旅客営業規則の条文を引用すると訳が分からなくなるので、手持ちのJTB時刻表を参照しているが、東京~新庄間を利用する場合は、東京~福島間の新幹線料金4670円(最繁忙期)に福島~新庄間の在来線特急料金2510円(最繁忙期)から530円引いた額を加算することになる。そう考えると、料金は4670+2510-530=6650円となるはずだが、上の料金と合わない。どうやら在来線部分(山形新幹線のことです)は、通常期特急料金2110円が適用されるように見える。そうすると、4670+2110-530=6250円となり上記と一致する。つまり、東京~福島間:4670→2800円、福島~新庄間:2110-530=1580→940円となり、券面の料金表示と同じになる。これでようやく安心して寝られる。
さて、東京駅を定刻通りに出発した。しばらくは見慣れた光景が続く。いつものように、上野駅付近で博物館動物園駅(廃止)をチェックインして、地上に出てあの通勤新線と並走する。早くも徐行区間に差し掛かる。地震の影響がこんな所にも?いや、ここはさいたま自由市民の圧力で減速してる区間だったな。それでも昔よりは多少スピードアップしている。 続きを読む 山形・秋田・青森・岩手・宮城の旅(JR東日本株主優待券の旅)中編