春の青春18きっぷを買ったものの、あまりお金をかけられないので、近距離の旅行に。それではつまらないので、せっかくなので駅メモ(ステーションメモリーズ!©)を主目的としてみた。
その1回目としては、肩慣らしに(?)かなり近距離にしてみた。このゲームの目的として同じ駅に複数回アクセスすることが求められるということもあり、ふだんの大回り旅行では行けない終端線に行くことにした。さらにロケーションとしてよさそうだと思ったのが、JR青梅線&五日市線。よし、これを往復してみよう。ほとんど考えていないのがバレてしまうが、とにかく最初なので簡単そうな行程にしてみた。
まずはスタート地点の立川駅へ。ここから青春18きっぷなどの旅が始まるので、駅メモのブルーライセンス(1ヶ月間アクセスが無制限になるアイテム)を有効にして、途中の経路で駅にアクセスするが、どうも調子が悪い。アプリが動かない。アプリの問題と言うよりは通信状態が悪いようだ。位置ゲーにおいて(他のアプリでもそうかもしれないが)、通信が不安定であるというのは致命的なことである。前にもこんなことあったな。本当に通信キャリアを変えてやろうかと思うぐらい重大な問題だぞ。
さて、立川に到着してまずは奥多摩方面へ。時間的にちょうどホリデー快速おくたま号が来る時間。だが、なかなか来ない。中央線がいつもの人身事故で遅れているせいで、ホリデー快速まで遅れているらしい。しかも奥多摩行きのところがダイヤ乱れのせいで青梅止まりに。仕方ないので、とりあえず乗ることに。スマホのつながりが悪いのは事故のせいなのか。キャリアのせいでもないのかなとちょっと冷静になりながら、でもなかなかつながらずイライラする。さらにこの区間(青梅線拝島~奥多摩間、五日市線拝島~武蔵五日市間)は駅メモだけでなく、JR東日本アプリのトレすごも未達成区間になっているから、さらにややこしい。スマホの4Gを切ったり入れたり、いろいろ画策して何とかチェックインを試みる。駅メモに関しては数回往復するつもりなので焦らずに、トレすごは1回チェックすればそれで完了なので、どこかで引っかかればいいやぐらいの気持ちでゲームを進める。
電車は終点青梅に到着。疲れた(早いよ)。だんだん電波も安定してきたので、落ち着いてこの先の青梅~奥多摩間に挑む。そうそう、駅メモの姉妹ゲームとして駅奪取というゲームもあり、こちらもなぜか始めてしまったのだが、こちらは無課金を条件に始めたので、駅に1度チェックインすればそれで完了となる。駅メモと連携しており、ブルーライセンスを使えば同時にチェックインできるので比較的負担は少ない。こちらはライセンスがない場合1日に10回までしかチェックインできないので、すぐ終わるはず。この山奥の区間については駅メモと駅奪取を同時に進め、かつトレすごのチェックもすることに。この辺りは割合順調に進む。多少電波の調子が悪い箇所もあるけれど。
青梅線の終点奥多摩駅に到着。見慣れた景色に感じるのはなぜだろう?決して山に登ることはないけれど、ここまでは数回ぐらい来たことがあったような気がする。改札内にトイレがないので、改札口できっぷを見せて外に出て、トイレに行ってまた戻る。こんな辺境の駅で迷わずトイレに行けるなんて、駅周辺の地理が分かるくらいに来たのかなあ。
奥多摩からは各停の青梅行きで戻る。通常は立川~青梅間と青梅~奥多摩間の系統になるのでそれは仕方のないところ。駅メモはとにかくチェックインしなければならない。トレすごは、古里と川井だけ残ってる!そこだけは忘れないように注意して取ることに。終点の青梅で隣に止まっている列車に移り、立川へ移動。
さあ、武蔵五日市へ向かおうとするが、発車案内を見ても青梅行きしかない?しまった!五日市線は拝島始発であったか!そんな基本を忘れるなんて。軽くショックを受けたが、気を取り直して青梅行きに乗る。拝島までの移動でももちろん駅メモのチェックインは欠かさない。拝島では次の武蔵五日市行きまで時間があるので(30分間隔)、お昼ご飯(そば)を取り、ここから五日市線の行程へ向かう。
五日市線は青梅線よりもかなり短いので、20分もかからず終点武蔵五日市に到着。だいぶ電波も安定してきたようだ。必要はないが、一旦改札口を出てまた戻る。武蔵五日市から拝島行きの電車で戻る。行きに取り損ねたトレすごの熊川駅を帰りに何とかゲット。
拝島からは再び青梅方面へ。今度は各停の青梅行きしかなのでそれに乗り、終点の青梅で奥多摩行きに乗り換える。ひみつのアッコちゃんのメロディーが頭から離れない。。。しかし、青梅から奥多摩だけで40分かかるので、案外大変なことに気付いた。拝島からだと1時間20分ぐらいかかる。そんなに何度も往復できる距離じゃない。
2度目の奥多摩駅から拝島へと戻る。結構列車を待っている人が多いなと思ったが、次の立川行きは10両編成(普通の中央特快と同じ)。楽々座れたので安心した。拝島で降りて、ここから再度武蔵五日市へ。しかしもう時間がかなり遅くなったので、これで戻ることにした。ちょうど武蔵五日市から東京へ直通するホリデー快速あきがわに乗れそうなので、今度は改札を出ずにホリデー快速に乗り込む。
結局青梅線、五日市線とも2回しか乗れなかったか。東京都内とはいえさすがにローカル線だなと妙なところに感心しつつ、拝島から立川、さらに中央線を東京へ向かうコースでもやはり駅メモのチェックに勤しむのであった。ちなみに、トレすごでは中央本線はほぼ取得してるので問題ない。
1回目だから、ソフトに行こうと思ったのだが、そんなに甘くはなかった。青春18きっぷを使うから、それなりに長時間列車に乗ることは予想していたが、まさかそれでも2往復しかできないとは。今シーズンは5回ともこんな感じで駅メモ中心の旅をしようと思っているが、1回目にして厳しさを思い知らされた。次はどうなるんだろうか、不安しかねえ。