昨年末の忘年会の時に給料の話が出て、なんだかんだあった結果、年明けの1月より給料が見直されることになりました。そういう認識であったのですが。
さて、年が明けました。給与の計算の仕方から1ヶ月ぐらいはズレるので、それを勘案しても2月くらいからは上がるんだろう。つまり1月分は据え置きだったわけですね。ところが、2月分(3月支給)も上がらない。さすがにこれは?となるのも無理はないと思います。
世間では、何だか騒がしく、自分の職場も感染症の感染者が出たからテレワークだ何だとバタバタしている状態で、タイミングとしてはあまりよろしくないかもしれませんが、担当営業と話をする機会もなかったものですから、思い切って確認してみました。「給料が上がらないんですけど?」と大谷ばりの165キロストレートを投げ込んでみたわけですが。
「じゃあ確認してみるね。」と軽く返答のあった後、しばらくして答えが返ってきました。「やっぱり7月からだね。途中入社でもそこは特別扱いにならないから。」と一見まともそうな回答がありました。そこで、そうか、ふーん、などと言うバカなやつだと思われているのは非常に腹立たしいですが、この会社ではその程度の対応しかしないだろうということはある程度想定はできているので、ますます忠誠心(愛社精神というのでしょうか)が下がっていくだけだな、と客観的に考えることにしました。
そもそも、これは普通の昇給ではないという原点を営業が忘れているのが問題です。まさか新型コロナに脳をやられたわけではないと思いたいですが。入社する時点で希望の年収を提示して、会社はそれを了承しました。それに沿うように給与体系や諸手当を計算して出してきたので、こちらもそれを信じて了承したわけです。ところが、その後想定通りの額面に至らなかった。それを担当営業は始め会社の給与体系について十分理解していなかったので(その担当営業も最近入社したらしい)、見込みが違ったと説明しました。それを是正するために、基本給や手当などを見直し、希望の額になるように社長に話をすると言って、その結果年俸制とか何だかいろいろ出てきたわけですが、結局年明けから見直した給与体系で出しましょうという話になったはずでした。
その経緯を無視したのか忘れたのか、普通の昇給と同じ扱いをされては困ります。どうせ7月に上がるんだからいいじゃないか。そう思われるかもしれませんが、半年の差は意外と大きいかもしれない。そうでなかったとしても、とにかくこの会社は社員との約束を守らないんだな、という悪い印象はこの後もついて回るでしょうし、もしいい話があればそちらへ簡単になびくことも想像に難くないでしょう。あえて客観的な書き方してますけど、この静かな怒りがお分かりいただけるでしょうか。