青春18きっぷで行く貧乏旅行feat.駅メモ(その2)

今回も関東地方を、それも西の方を取ることにした。あまり乗らない小田急で小田原へ。そこからは行ける範囲で西へ行くことに。静岡ぐらいなら行けるかな。今回は、駅奪取のイエローライセンス(1日無制限にチェックインできるアイテム)があるので、それも利用することにした。

まずは小田急線(小田原線)を一路西へ。駅メモでは、本厚木まではチェックインしていたのだが(何しに行ったんだろう?)、そこから先はほぼ取れていないので、そこのチェックインがメインとなる。駅奪取については、ごく最近始めたので、ほぼ取れていない。駅奪取からアカウント連携で駅メモも取る作戦とした。今日はほぼこのパターンである。小田急線沿いにはたいして並走する路線もないが、新松田でJR御殿場線と接続し、それと、湘南軌道?というのもある。かつて東海道本線の二宮から小田急線の秦野を結んでいた路線らしいが、それが廃線枠として駅メモに登場する。新幹線から何か取った記憶はあるんだけど。と、念のため秦野付近でボタンを連打する。何とか大竹、台町が取れた。とは言えまだ足りない。昔発見した神奈中バスの代行バスに乗るしかないのか。レーダーで取れたっけ?

小田原に到着。よし小田原線はこれでコンプできた。ここからは静岡方面へ。だが、余裕もあることだし伊豆箱根鉄道の大雄山線に乗ることにした。終点の大雄山駅近くの関本バス停から新松田駅前に出る箱根登山バスがあるのだが、時刻を調べるとどうも小田原まで戻ってもあまり変わらないようだ。しかも運賃はバスの方が高い。うん、小田原に戻ろう。そして一日乗車券を買うか検討した結果、値段は小田原~大雄山間の往復運賃と同じ。しかも、Pasmoが使える。面倒なのでPasmoにしよう。そして、大雄山行きの電車に乗る。緑町、井細田は取得済み?そうか、新幹線から取れるからか。次の五百羅漢からはまじめにチェックインする。終点の大雄山に到着し、大雄山線もコンプ達成。駅奪取は、1回チェックインすれば基本的に終わりだが(強奪チーズで駅に張り付くミッションもあるが)、駅メモは回数勝負なので帰り道もまじめにチェックインする。地味に面倒な作業である。

また小田原に帰ってきた。さて、軽く昼食を取り今度こそ静岡方面へ。ただ東海道本線は何度も乗っているので、あまり乗る機会のない御殿場線に乗ることした。いったん東海道本線で国府津に戻り、そこから御殿場線に乗る。駅メモ開始後乗るのは初めてなので、当然ほぼ全部新駅である。と思ったら、岩波でコンプ達成。裾野から先は新幹線から取ったことがあるんだった。1回だけだけど。そんなわけでゴールの沼津手前でクリアしたが、例によって終点までチェックインは続く。

沼津に到着。ここからは東海道本線で静岡へ。駅メモではチェック済みの区間だが、駅奪取では初めてであり、また駅メモは回数勝負なので、地道にチェックインを続ける。途中絡んできそうな路線としては岳南電車と静岡鉄道ぐらい。だが、岳南電車はほぼ新幹線沿いを走るので、頑張ってみたがジヤトコ前(ジヤトコ1地区前)しか取れなかった。あとは、東海道本線とほぼ並走する静岡鉄道静岡清水線が勝負となる。清水まではのんびりと、清水(新清水)を過ぎたら、頻繁にチェックする。こちらはJR駅の草薙(乗換駅)と東静岡の関係で取れない長沼あたりを除いてほぼチェックインに成功する。

静岡に到着。だいたい取れそうなところは取れたし、時間の都合もあるのでそのまま帰ることに。しかし、眠い。この手の位置ゲーにありがちだが、チェックインするのが忙しく、あまり休む間がない。そして、寝る時間もない。でも、熱海までは頑張ろう、あまり来られないから、と熱海までは耐えてチェックインを続ける。1つの駅で20回取って初めて称号が手に入るので道のりは長いが、まあ気長にやってみるか。駅奪取では駅に1回チェックすれば基本的に終わりなので、帰りは駅メモのアプリからチェックインする。

熱海で上野東京ラインの列車に乗り換え、ようやく寝られる。と思ったが、うーん小田原までの区間も薄いんだよなあ、と考えるともう少し頑張ってみることに。ただし、駅間距離が長く並走する路線もないので、比較的のんびりできる区間ではある。小田原を過ぎると少し安心できるので、ちょっと寝ることにする。そして気がつくと藤沢に着いていた。後は横浜手前の相鉄エリアと横浜からの京急エリアで連打する。しかし、それでもなかなか称号が取れない。これは回数の問題なので、やがては取れるのだろうと気長に続けることにした。

今回の成果としては、回数はともかく、小田急小田原線、伊豆箱根鉄道大雄山線、JR御殿場線をコンプ。しかし、こんなところに20回も来るなんて、いつになるのだろうか。

青春18きっぷで行く貧乏旅行feat.駅メモ(その1)

春の青春18きっぷを買ったものの、あまりお金をかけられないので、近距離の旅行に。それではつまらないので、せっかくなので駅メモ(ステーションメモリーズ!©)を主目的としてみた。

その1回目としては、肩慣らしに(?)かなり近距離にしてみた。このゲームの目的として同じ駅に複数回アクセスすることが求められるということもあり、ふだんの大回り旅行では行けない終端線に行くことにした。さらにロケーションとしてよさそうだと思ったのが、JR青梅線&五日市線。よし、これを往復してみよう。ほとんど考えていないのがバレてしまうが、とにかく最初なので簡単そうな行程にしてみた。

まずはスタート地点の立川駅へ。ここから青春18きっぷなどの旅が始まるので、駅メモのブルーライセンス(1ヶ月間アクセスが無制限になるアイテム)を有効にして、途中の経路で駅にアクセスするが、どうも調子が悪い。アプリが動かない。アプリの問題と言うよりは通信状態が悪いようだ。位置ゲーにおいて(他のアプリでもそうかもしれないが)、通信が不安定であるというのは致命的なことである。前にもこんなことあったな。本当に通信キャリアを変えてやろうかと思うぐらい重大な問題だぞ。

さて、立川に到着してまずは奥多摩方面へ。時間的にちょうどホリデー快速おくたま号が来る時間。だが、なかなか来ない。中央線がいつもの人身事故で遅れているせいで、ホリデー快速まで遅れているらしい。しかも奥多摩行きのところがダイヤ乱れのせいで青梅止まりに。仕方ないので、とりあえず乗ることに。スマホのつながりが悪いのは事故のせいなのか。キャリアのせいでもないのかなとちょっと冷静になりながら、でもなかなかつながらずイライラする。さらにこの区間(青梅線拝島~奥多摩間、五日市線拝島~武蔵五日市間)は駅メモだけでなく、JR東日本アプリのトレすごも未達成区間になっているから、さらにややこしい。スマホの4Gを切ったり入れたり、いろいろ画策して何とかチェックインを試みる。駅メモに関しては数回往復するつもりなので焦らずに、トレすごは1回チェックすればそれで完了なので、どこかで引っかかればいいやぐらいの気持ちでゲームを進める。

電車は終点青梅に到着。疲れた(早いよ)。だんだん電波も安定してきたので、落ち着いてこの先の青梅~奥多摩間に挑む。そうそう、駅メモの姉妹ゲームとして駅奪取というゲームもあり、こちらもなぜか始めてしまったのだが、こちらは無課金を条件に始めたので、駅に1度チェックインすればそれで完了となる。駅メモと連携しており、ブルーライセンスを使えば同時にチェックインできるので比較的負担は少ない。こちらはライセンスがない場合1日に10回までしかチェックインできないので、すぐ終わるはず。この山奥の区間については駅メモと駅奪取を同時に進め、かつトレすごのチェックもすることに。この辺りは割合順調に進む。多少電波の調子が悪い箇所もあるけれど。

青梅線の終点奥多摩駅に到着。見慣れた景色に感じるのはなぜだろう?決して山に登ることはないけれど、ここまでは数回ぐらい来たことがあったような気がする。改札内にトイレがないので、改札口できっぷを見せて外に出て、トイレに行ってまた戻る。こんな辺境の駅で迷わずトイレに行けるなんて、駅周辺の地理が分かるくらいに来たのかなあ。

奥多摩からは各停の青梅行きで戻る。通常は立川~青梅間と青梅~奥多摩間の系統になるのでそれは仕方のないところ。駅メモはとにかくチェックインしなければならない。トレすごは、古里と川井だけ残ってる!そこだけは忘れないように注意して取ることに。終点の青梅で隣に止まっている列車に移り、立川へ移動。

さあ、武蔵五日市へ向かおうとするが、発車案内を見ても青梅行きしかない?しまった!五日市線は拝島始発であったか!そんな基本を忘れるなんて。軽くショックを受けたが、気を取り直して青梅行きに乗る。拝島までの移動でももちろん駅メモのチェックインは欠かさない。拝島では次の武蔵五日市行きまで時間があるので(30分間隔)、お昼ご飯(そば)を取り、ここから五日市線の行程へ向かう。

五日市線は青梅線よりもかなり短いので、20分もかからず終点武蔵五日市に到着。だいぶ電波も安定してきたようだ。必要はないが、一旦改札口を出てまた戻る。武蔵五日市から拝島行きの電車で戻る。行きに取り損ねたトレすごの熊川駅を帰りに何とかゲット。

拝島からは再び青梅方面へ。今度は各停の青梅行きしかなのでそれに乗り、終点の青梅で奥多摩行きに乗り換える。ひみつのアッコちゃんのメロディーが頭から離れない。。。しかし、青梅から奥多摩だけで40分かかるので、案外大変なことに気付いた。拝島からだと1時間20分ぐらいかかる。そんなに何度も往復できる距離じゃない。

2度目の奥多摩駅から拝島へと戻る。結構列車を待っている人が多いなと思ったが、次の立川行きは10両編成(普通の中央特快と同じ)。楽々座れたので安心した。拝島で降りて、ここから再度武蔵五日市へ。しかしもう時間がかなり遅くなったので、これで戻ることにした。ちょうど武蔵五日市から東京へ直通するホリデー快速あきがわに乗れそうなので、今度は改札を出ずにホリデー快速に乗り込む。

結局青梅線、五日市線とも2回しか乗れなかったか。東京都内とはいえさすがにローカル線だなと妙なところに感心しつつ、拝島から立川、さらに中央線を東京へ向かうコースでもやはり駅メモのチェックに勤しむのであった。ちなみに、トレすごでは中央本線はほぼ取得してるので問題ない。

1回目だから、ソフトに行こうと思ったのだが、そんなに甘くはなかった。青春18きっぷを使うから、それなりに長時間列車に乗ることは予想していたが、まさかそれでも2往復しかできないとは。今シーズンは5回ともこんな感じで駅メモ中心の旅をしようと思っているが、1回目にして厳しさを思い知らされた。次はどうなるんだろうか、不安しかねえ。

富山地鉄市内線(富山駅周辺)走破

北陸新幹線の開業と共に、富山駅は高架化工事が進められている。その一環として、富山地方鉄道の富山市内線が富山駅に乗り入れるようになった。そのために、電鉄富山駅・エスタ前から富山駅南側のルートが変更になってしまい、そこだけ乗り直す必要が出てしまった。

そんなわけで、この未乗部分に乗るべく富山を訪れることに。用事があるのは数百メートルだけだが、位置ゲーのためもあって市内線と周辺の路線を乗ることにした。さて、何かいいきっぷはないかと探すと、富山市内線のみのきっぷと富山市内線と富山ライトレールがセットのきっぷがある。鉄道線にも乗れる1日フリーきっぷはあるが、そんなに時間もないし。結局ライトレールに乗れるきっぷ「富山まちなか岩瀬1日フリーきっぷ」をチョイス。近距離のバスにも乗れるが、市内線とライトレールで何とか元は取れそうだ。

北陸新幹線に乗り、富山駅で降りる。前に来た時に工事中だったあの高架駅だなあ、とちょっと感慨にふける。南口から出て、地鉄の駅を目指す。なんの迷いもなく電鉄富山駅に向かって歩いている自分にちょっと驚く。なんで富山駅の地理を把握してるんでしょうね?

電鉄富山駅の中にある富山地鉄乗車券センターへ。ホームページにはこのきっぷの発売箇所が書いてなかったが、たぶんここだろう。窓口で切符を買い求めると、いきなり日付のスクラッチが削ってあった。まあ、いいんだけど。

富山駅の停留所よりはエスタ前の方が近いな、と思い電鉄富山駅・エスタ前に向かう。ここは昔と変わってないな。かつての折返し用の線路や折返し対応の中途半端に長いホームも残ってるし。大学前行きの電車に乗り、未乗区間へ。駅に向かって寄っていた線路が真っ直ぐになっている。そこから分岐点を右折し、富山駅へ。電車が富山駅停留所に入り、逆方向に進んで新富町へと走る。また分岐点を超えたら、未乗区間を無事走破。
富山地鉄7000系1

これで今日の目的は終わり。帰るか。

でも、市内線て前回は時間の都合で環状線しか乗っていなかったので、終点の大学前まで。ここも変わらないな。頼りない車止めも昔のままだ。ただ、初めて走破した時は夜だったので周りの様子が分からなかったが、改めて明るい所で見ると公園や野球場があることに気付いた。
富山地鉄7000系2大学前の終点

 

大学前から南富山駅前行きに乗り、市内線の反対側の南富山駅前へ移動。富山駅へと真っ直ぐ入っていき、折り返して左に曲がって電鉄富山駅・エスタ前へと進む。この辺りは昔と違う光景だが、後はそれほど変わらない風景。大町を過ぎて、鉄道線(不二越線)が見えたら、そちらに沿うように南富山駅前に到着。この淋しい駅前も変わらないな。

南富山駅前からは市内線で戻ってもいいのだが、このきっぷ(富山まちなか岩瀬1日フリーきっぷ)では鉄道線の電鉄富山~南富山間も乗れるらしい。せっかくなので、鉄道線に乗り電鉄富山へ。電鉄富山に到着。かつての京阪3000系や西武レッドアローなど懐かしい顔ぶれが並んでいる。でも、ここから富山駅ってちょっと遠いな。

レッドアローと3000系

富山駅停留所にとりあえず移動するが、まだつながっていないこともあり、ここから富山ライトレールの富山駅北停留所には行けないようだった。結局、駅の東寄りにある地下道から北口へ抜けないといけないことが分かり、電鉄富山方面に移動する。

富山駅北にたどり着くと、岩瀬浜行きの電車は既に止まっていた。何とか間に合った。ここも走破済みだがやはり位置ゲーのために岩瀬浜まで行くことに。富山駅北からインテック本社前を経て奥田中学校前までは中途半端に併用軌道を走るが、奥田中学校からは昔の富山港線のルートを走る。思い起こせば、富山港線もほぼ始発に乗ったから周りは暗かったな。当時はとりあえず乗ることを目的にしていたから、あまり景色を気にしてなかったけど失敗したな。ルートは富山港線だが、規格がLRTになってしまったので、昔の面影はあまりない。と思ったら、東岩瀬に昔のホーム跡を発見!JR時代の痕跡ってこれぐらいしかないのか。岩瀬浜に到着。ゆるキャラがいるのは知っていたが、鉄道むすめまでも出てくるとは。まあ、トレンドだから仕方ないのか。売り上げに貢献するなら良いと思います(投げやり)。

さて、富山駅北に戻り、どうしようか。まだ新幹線の時間まではだいぶあるので、これまた位置ゲーの関係上、高山本線に乗ることにした。乗り場は、そうか、北陸本線が第3セクター(あいの風とやま鉄道)になってしまったので、高山本線の列車もそちらから出発することになるのか。あいの風とやま鉄道の券売機で、連絡線のボタンを押し、JRのきっぷを購入する。なんだか変な感じだが、仕方ない。列車本数と残り時間の都合上、越中八尾まで行くことにした。20年ぶりのキハ120系に乗り、高山本線を南下する。

越中八尾で少し時間を取ろうとも思ったが、富山駅の在来線ホームにはそば屋さんがなかったので、駅の外にそば屋さんがあったのを思いだし、早めに富山に戻る。富山駅は工事の関係もあるし、第3セクターしか走らなくなったから、もう構内のお店って期待できないんだろうな。新幹線駅は充実してるのに。そばを食べながら、そんなことを思った。

残り時間が微妙だが、ついでなので、と言うより位置ゲーの関係で環状線に乗ることにした。以前は本当に環状運転だったけど、今は富山駅を出てループを回って反対向きになって富山駅に帰ってくる。環状線と呼んでいいのやら。でも呼び名を変える気はないようだ。

富山からの帰りはかがやきで一気に戻る。途中停車駅が少ないのに、随分と車内が淋しい。ゆっくり寝られるのはいいけど、もっとはくたかを増やしてもいいんじゃない?とも思う。それにしてもたかだか数百メートルのためにかなりの出費だな。次回はちゃんと観光しないと、と思いながらも次はどうしようか。

JR東株主優待券の旅2017

1.はじめに

休みの都合などもあり、本来は18きっぷシーズンを外して行こうと思っていたのだが、結局期間中に行くことになってしまった。まあ、平日の旅なので週末利用の18きっぷと重ならないという計算の元ではあったのだが。

2.プランニング

いつものように片道きっぷで出発地に帰ってくることを目標にしていたのだが。今回は、しばらく乗っていなかった磐越西線に乗りたくなり、それを中心にプランを組むことにした。これが最初の問題であった。磐越西線は郡山を通るが、それによって福島方面に進むと戻りの経路がなくなってしまう。平常時なら、常磐線を通って東京方面に戻れるのだが、例の出来事によって仙台(岩沼)~いわき間が封じられている。

そこで考えた結果、片道きっぷで東京に戻ることは諦め、仙台をゴールとした。仙台からはトクだ値(JR東日本のえきねっと限定で発売される割引きっぷ)を使えば、節約して戻ることができる。そんな変則プランを強いられることになったが、結局行程はこうなった。

東京~(上越新幹線)~長岡~(信越本線)~新津~(磐越西線)~郡山~(東北本線)~福島~(奥羽本線(山形線))~山形~(仙山線)~仙台

本当は上越線に乗りたかったのだが、後ろの行程を考慮した結果、長岡まで新幹線利用となってしまった。株主優待券(以下、株優とする)では特急券類は1個列車でしか利用できないので、検討の結果こうなったのであった。

【上から乗車券、上越新幹線の特急券、おまけのトクだ値きっぷ。「東-優2割」の文字は株主優待の証】

3.旅行1日目(東京⇒郡山)

上越新幹線で新潟方面を目指す。それにしても、何か遅いなあ。と思ったら各駅停車だった。ときという名前だけで安心していたのだが、この列車は終点新潟まで各駅に停まる。ただ、後ろのときは大宮から新潟までノンストップ。諦めるしかないなあ。

長岡で新幹線を降りる。ここから、ようやく在来線の旅となるが、信越本線か。
E129系
【新潟エリアの新鋭E129系 この辺りも随分近代化したものだ】

長岡から新津まで電車に揺られる。果てしなく続く田園の風景にほっとする。やっぱりお米は国産に限るなあ。

そして、新津に到着。次の磐越西線の会津若松行きは・・・、3時間後。ローカル線にはありがちな展開なので、今さらどうと言うことはないが、駅周辺を散策し時間をつぶす。それでも暇なので、待合室の壁際でスマホの充電をする。この駅もかなり近代化されており、エコステーションとしてリニューアルされたらしい。それよりも充電できるのは助かるわ。

さて、ようやく会津若松行きの列車がやって来た。車両は、なんと、キハ47系。こんなところにまだいたんだなあ。羽越線方面のキハ110系とは随分と趣が異なる。まあ、こんなものかな。
キハ47系新潟色
【入れ替え中のキハ47系。この車両が会津若松行きとなる】

例によって、大げさなエンジン音を響かせながらゆっくりと加速する気動車。昔懐かしい風景にしばし感動する。最近の110系以降のターボの加速も魅力的だが、こんなレトロな走りもなかなか楽しい。時間的にほとんど夕闇の中を走るかと思っていたが、案外と明るさは残っていた。

会津若松で、郡山行きの電車に乗換える。ここからはE721系での快適な旅となる。が、快速であるため位置ゲーをする身としては、厳しい戦いを強いられる。JR東日本はアプリ内でトレすごなるゲームを公開している。これはJR東日本管内の駅を位置情報で取得するものだが、駅周辺でないと獲得できないというデメリットを持つ。駅メモなら直近の駅を拾うのにな。暗闇の中で何とかチェックしようとするが、やはり取り漏らす。この辺、改善していただきたいところだが。

そんなことをしているうちに、終点郡山に到着。時間も時間なので、今日はここで宿泊することに。東口の異常に長い通路を抜けて、目指すビジホへと向かう。

4.旅行2日目(郡山⇒仙台)

ちょっと遅めに郡山の駅を出発。実は郡山駅周辺での用事があったのも理由であるが。福島行きの普通列車に乗り、東北本線を北上する。ちょっと懐かしい風景だが、かつてはこの線路を青森行きの特急や寝台列車が走っていたことを考えると、なんだか切ない気持ちになる。

福島に到着。山形へ向かうならここから山形新幹線に乗るのが普通だが、今回は特急券が割引にならない(株優の制限である)。というより、本数の少ない在来線に乗ることが目的なので、2時間程度の待ち時間を過ごす。

【福島駅5番ホーム もちろん719系の5000番台である】

本数が少ない割には結構人が多い。よく見ると外国人観光客の姿が目立つ。新幹線に乗ればいいのに、なんて思うのだが、一部ではやっている貧乏旅行なのかな?さて、ここでも当然位置ゲーに勤しむことになるのだが、ここでは駅メモとトレすごをやることに。このゲームは、地域ではなく駅そのものを取得するため、多少やっかいである。しかもトレすごについては、駅の周辺部に入らないと取得できないのだが。

庭坂を過ぎ、かつてのスイッチバック区間に入る。当然、山深い場所である。ということは、携帯電話の電波が届かない地域が多くなるのであった(つまり圏外になるということ)。駅周辺でも圏外から復帰せず、明らかに開けた場所でも圏外から戻らない、電波が拾えたように見えても、データ受信に失敗する、とさんざんな結果であった。米沢でも異常動作が見られるため、やむなくリセットすると正常動作に戻った。キャリアのせいなのか、それとも各駅で降りろということなのか。

途中駅のスパンが長いので、車掌が検札に回ってきた。この複雑と自分では思っているきっぷを見せると、一瞥してすぐに返してきた。このおねえさん案外やるな、それとも経由線区が少なかったのかな。次回はもっと複雑なきっぷにしてやろうと思った。

米沢では2分の待ち合わせで山形行きに乗換える。ようやく山間部を抜け、広がる田園地帯を見るとなぜか安心する。ここも車両は719系。置き換えでなくなると言われているが、そうなると次に来るのは701系5000番台なのかなあ。

山形に到着し、周辺を散策し、暑いので駅に戻る。ここからは仙台を目指すわけだが、次の仙山線快速仙台行きは発車の30分以上前に入線していた。早速、車内に陣取りゆっくり涼むことにした。
E721系1000番台
【山形駅7番線に停車中の快速仙台行き E721系1000番台はありがたい】

またゲームの話で恐縮だが、駅メモは比較的離れていても駅を取得できる。しかし、トレすごについては駅の周辺でないと取得できない。そして、致命的な問題として起動が遅い。そのため、快速など駅を通過する列車から取得するのは至難の業となる。快速は山形を出発し、新幹線の横を走り、羽前千歳で新幹線の線路を踏んづけて東へ進路を取る。そこまではよいのだが、ここから愛子までは快速運転のため、駅の取得が困難となる。停車駅(運転停車含む)は無事取れたが、案の定一部(面白山高原、奥新川)は取り漏れてしまった。後日普通列車で取りに来ないといけないのか。それと何か足りないなーと思ったら、西仙台ハイランドと八ツ森(いずれも臨時駅)は既に廃止になっていたのか。ちょっと安心した。

5.仙台到着、まとめ

途中区間までは人が少なく、まあローカル線らしい様子であったが、さすがに仙台が近づくにつれ人がどんどん増えてきた。やっぱり仙台て都会だな。

仙台に到着。山形出発時とは随分と赴きが違うな。さて、ゆっくりしたいところだが、帰りの時間の都合上、あまり余裕がない。とりあえず、名物の?鳥唐揚げそばをいただき、萩の月を買おうとするが値段にビビってやめる。酒買って帰ろう。

帰りの経路として、常磐線が使えないので東北本線を使わざるを得ないが、磐越西線に乗ると郡山でブロックされてしまうので(片道乗車券のルールを参照)、今回はやむなく仙台をゴールとした。ちなみに、株優で購入できるのは片道乗車券に限られるので、連続乗車券という裏技は封印されているのである。次回は、ちゃんと東京まで帰ってこられる経路を考えるとしよう。

仙台から乗るやまびこもなんと各駅停車。だから割引きっぷがあるんだな。うとうとしながら、3本のはやて(+こまち)に追い越されつつ帰路についたのであった。

マイルの修行

マイラーの方(1600mのレースが得意な方という意味じゃありません)は、時々修行をされているそうです。特典航空券をゲットするため、またはビジネスクラスへのアップグレードをするため。しかし、そんな話を改めて聞いて思いました。これって、日頃出張とかで飛行機に乗る頻度が高い人にしかメリットがないんじゃね?

一応青マイルはためているけど、昨今のお財布事情で完全に止まってるからなあ。本当はAirDoとかソラシドレミエアに乗りたいんだけどね。

借金の返済目処が立つか、何らかの方法で旅費を獲得できればすぐにでも飛びたいんだけど、こればっかりはどうしようもない。それでも、努力は続けたいと思います。