新潟・山形・福島の旅(JR株主優待券の旅)後編

4.旅行2日目(新潟~いわき)

ここの朝食は普通にバイキングだった。ありがたい。さて、新潟からは快速べにばな号で米沢を目指す。ちょっと早めにチェックアウトして駅に向かう。うん、早かった。入口ではちょっと見せてくださいと、すごく券面を見られる。昨日もここから出たんですけど。それでも時間が余る。平日だけあって、列車が着くたびに大量の通勤客が降りてくる。北陸にステイホームなんてなかったんや?さて、ようやくやって来た快速は110系200番台か。あのギンギラギンのGV-E-400系を期待したのだが。快速の停車駅は豊栄、新発田、中条、坂町以遠の各駅。米坂線は初乗車(駅メモ的に)だが、その手前の白新線が勝負になるか。

朝ごはん新潟

新潟発車案内

快速べにばな110系

快速べにばな行き先表示

新潟を出発する。高架線を降りて、地上の8,9番線からの線路と合流する。まだか。越後石山を拾う。ん?これは信越本線か。東新潟からチェックインを開始する。駅メモとアワメモ、トレすご、トレすごタウンを同時にチェックするのはかなり大変である。アプリの起動速度は致命的だ(アワメモとトレすごタウン)。途中駅を通過するので、レンジの広い駅メモ、アワメモで先取りして、駅に近付いたらトレすごタウン、トレすごをチェックする。比較的トレすごタウンの方がレンジが広そうだ。お、西新発田で運転停車。快速なのに?坂町から米坂線に入る。以前は羽越本線コースで北上した時、この辺に鉄ヲタぽい軍団がいたなあ。今回は時節柄か時間のせいかそういう集団は見受けられなかった。米坂線内は各駅に停まる。駅間距離の長さもあり余裕でチェックできる。しかし、誰も降りる気配がない。この列車は2両ワンマンカーで無人駅では一番前のドアからしか出られないが、誰も来る様子がない。大丈夫か?時庭で山形鉄道(フラワー長井線)と合流する。なかなか来る機会がないけど、もっちいのスタンプは買ったので勘弁してくれ。羽前小松には駅前に謎の鐘がある(恋咲くイザベル)。なんで恋人たちは鐘を鳴らしたがるのか?そして、終点米沢に到着。普段なら18きっぷで来るエリアだから、普通乗車券で来たことは評価して欲しい(誰に?)。

坂町発車時刻表

今泉_山形鉄道

羽前小松の恋咲くイザベル 続きを読む 新潟・山形・福島の旅(JR株主優待券の旅)後編

新潟・山形・福島の旅(JR株主優待券の旅)前編

0.はじめに

またしても去年もらった株主優待券を使わないまま年が明けて、使用期限が迫ってきた。使用期限は5月31日ということでやっぱりラストチャンスのゴールデンウィークの旅ということになってしまった。有効期限延長の措置は2019年発行分だけらしいので、2020年の株優は今年5月まで有効となる。前回は東北エリアを回ったが、昨今の事情からちょっと岩手県は避けたいなあ。ということで、今回は旅行の範囲を少し南に変えてみた。

対象を位置ゲーの未訪問エリアに、そして山形辺りをピークに設定するため、東京から中央本線でいったん西へ、長野から北上して日本海へ(今回のポイント)、新潟から米坂線直通列車で米沢へ、後は磐越東線で太平洋側に抜けて常磐線を下るコースとした。

目的の1つである位置ゲーについては、従来からの駅メモ!(ステーションメモリーズ!)と駅奪取に加えて、新しくアワメモ(駅メモ! Our Rails)が加わった。今回はアワメモがメインになりそうか?ただし、状況的にサ終(サービス終了)の懸念が付きまとう。フェアでブルライ(ブルーライセンス:1ヶ月間アクセスが無限にできるアイテム)をゲットできない限り、優先度は低くなる。いつも並行してプレイしているが、市街地では起動の遅さが致命的である。が、地方ではさほど問題にならないだろう。むしろ、位置判定がシビアなトレすごが問題になる。さらに、トレすごタウンも始めてしまったので、そちらも対象か?ただ、トレすごタウンについては1日のチェックイン回数が30回に制限されている。これも優先度低めにしよう。

今回の株主優待券は、何だか小さいなと思ったら、今までのような縦長の紙ではなく横長のカードになっている。そして、指定券券売機で使えますだと!これで窓口での煩雑なやり取りから解放されるのか!?と思ったが、甘かった。えきねっとで試してみると経由を3カ所しか指定できない。頑張ってみたが、米沢ぐらいまででないと希望の経路を出すことができなかった。そうだよなあ。よーし、今年も一緒に勉強しようぜ!

株主優待券2020

1.プランニング

なぜ前回東北を回るのに、大宮を起点にしたのか?正直言って、規則(旅客営業規則)をちゃんと理解してないからであった。結構勉強したのにな。まだまだ抜けがあったか。

JR東日本旅客営業規則第86条
次の各号の図に掲げる東京都区内、横浜市内(川崎駅、尻手駅、八丁畷駅、川崎新町駅及び小田栄駅並びに鶴見線各駅を含む。)、
(中略)

ただし、特定都区市内にある駅を発駅とする場合で、普通旅客運賃の計算経路が、その特定都区市内の外を経て、再び同じ特定都区市内を通過するとき、又は特定都区市内にある駅を着駅とする場合で、発駅からの普通旅客運賃の計算経路が、その特定都区市内を通過して、その特定都区市内の外を経るときを除く。

要約すると、東京都区内の駅から出発する⇒ぐるっと回って東京都区内の駅に着く(○)⇒そこからまた東京都区内の外に出る(×)ということになる。×というのは特定都区市内の適用を外れるという意味である。ここでは新宿⇒ぐるっと回る⇒日暮里なら東京都区内⇒東京都区内、新宿⇒ぐるっと回る⇒日暮里⇒川口だったら、新宿⇒川口となる。つまり、余計なことをしなければ東京都区内発着でよいことになる。 続きを読む 新潟・山形・福島の旅(JR株主優待券の旅)前編

まろに☆え~るでんこと行く栃木の鉄道旅行!feat.駅メモ!

1.はじめに

青春18きっぷのシーズンになりました。だいたい2枚は帰省に使うのだが、あと3枚分どうしようか。そんな時、駅メモ!のイベントの通知が目に入った。今度は栃木か。伊豆半島は飽きたし(コラ)、目先を変えるのもいいかな?と何となくやる気になったので参加することにした。そんなに遠くもないし。

栃木県内のチェックポイントを回り(チェックイン※必須)、ミッションクリア後は宇都宮のアニメイトでポストカードがもらえる。先着順ということは早い方がいいのか。3月までだから、そんなすぐに品切れになるとは思えないが、早めに行こうか。

※チェックインというのは現地で位置登録をするという意味である。現在地の周辺駅を取得できるレーダーや、シャルロッテ、リトのスキルは使ってはいけない(クリアと見なされない)。

2.プランニング

栃木県内のチェックポイントは、小金井、宇都宮(JR宇都宮線)、日光(JR日光線)、栃木(JR両毛線、東武日光線)、東武日光(東武日光線)、東武宇都宮(東武宇都宮線)、真岡、益子(真岡鐵道)の8駅である。比較的南寄りだがまあまあ県内に点在している。

それだけ回るなら特に悩むこともないけれど。アニメイトの営業時間が18時まで(休日)だとお!?ということは、18時前に東武宇都宮に到着する必要がある。いつもの調子でのんびりしていたら、タイムオーバーになる。というわけで考えた回り順はこうなった。

小山~下館~★真岡~★益子~下館~小山~★小金井~★宇都宮~★日光~★東武日光~★栃木~新栃木~★東武宇都宮(★はチェックポイント)

下館まで関鉄で行こうなんて甘い考えはあっさり粉砕されてしまったが、また別の機会に乗りに行くとしよう。

3.真岡、益子(真岡鐵道)

上野東京ライン普通宇都宮行きに乗り、小山で降りる。このまま乗っていると宇都宮まで行けるのだが、効率を考えここで降りることに。あ、ずっとサボってた休業していたBECK’Sが開いている!でも今回はのんきにコーヒーを飲んでる時間はなさそうだ。 続きを読む まろに☆え~るでんこと行く栃木の鉄道旅行!feat.駅メモ!

マスターオブ群馬そして栃木への道 feat.駅メモ!

はじめに

マスターオブ首都圏(そんなものはないが)に向けて、残るは群馬と栃木だけとなった。本当はもっと早いタイミングで行く予定だったのだが、痛恨のミス(寝坊)を喫したため、ずいぶんと延びてしまった。その前に、ネックだった千葉県も攻略できたし、栃木県のもう1つの難関野岩鉄道エリアも攻略に成功した。つまり、今回で首都圏全制覇が達成できる。

千葉県シリーズは前述の通り。野岩鉄道エリアは、特急リバティで会津田島へ。そのまま会津鉄道方面へと突き抜けるルートでクリア。しかし、auの電波の弱さに泣かされたので、今回もドコモMVNOのLTEルータは必携である。

スタート(または回送)

青春18きっぷシーズンなら、JRで桐生まで行くところだが、今回は期間外なので東武を利用することにした。案外安かったので。よって、桐生ではなく相老からのスタートとなる。浅草から東武伊勢崎線(とうきょうスカイツリーライン)を北上することにした。ここから区間準急館林行きに乗る。この列車は浅草発なのだが、なぜか乗換案内では押上乗換を勧められる。東武浅草が遠いからという配慮なのだろうか?だが、自分は始発から乗りたいので、乗換案内のガイドを無視して浅草乗換を強行した。確かに押上の方が都営地下鉄と東武(メトロ半蔵門線)の距離は近いけど、乗り換えが面倒だ(押上と曳舟以遠)。

アサヒビール本社

区間準急館林行き

区間準急側面表示

浅草駅ホーム

浅草を出発する。例のエグいカーブを過ぎて川を渡る。スカイツリーが近い。実は浅草から乗ることを見越してメモリールートの浅草~久喜間を登録していたのだが、それをようやくクリアできる。長かったな。ところで区間準急の区間とは?どうやら浅草~北千住間は各駅に停まりますという意味なんだろう。北千住からはメトロ日比谷線の列車が合流するので、本数が減るところを補完しているのか?だが、今は押上、いや曳舟から半蔵門線からの列車が入ってくるので、曳舟~北千住は通過でもよさそうだが、半蔵門線直通は10両編成。停まれないってことね。 続きを読む マスターオブ群馬そして栃木への道 feat.駅メモ!

羽越本線、花輪線、石巻の旅(JR東日本株主優待券の旅)(おまけ)

JR東日本の株主総会のお知らせが来ました。その前に、次の株主優待券も届きましたけど。そう言えば、この前の旅行で窓口駅員のレベルが低いことについては、議決権行使書に一応書いてやることにしたので(羽越本線、花輪線、石巻の旅(JR東日本株主優待券の旅)(前編)参照)、丁寧に書いておきました。

まあ、ひどかったな。当然あの駅員さんはあの後勉強してくれているものと思いたいけど、事業報告を読んでいると段々不安になってきたので、ちゃんと勉強してもらうために、何が問題だったか考えてみました。

  1. 大宮から東京のきっぷをみどりの窓口で買うか?
    大宮から東京都区内と書かなかったのも悪かったかもしれないが、近距離きっぷを窓口で買うなんて発想は普通ないでしょ?
  2. 仙石線を正しく読めなかった
    仙石線(せんせきせん)が正しく読めなかった。ということは路線の存在すらも知らなかったんでしょう。路線があることを知っていれば変な読み方なんてしないものです。
  3. 常磐線の区間を理解してなかった
    仙台から(正しくは岩沼から)常磐線に入る経路なのに、東北本線経由だと思っていた。仙台~東京のルートが東北本線(新幹線)だけと思っているのは、プロとして大いに問題です。
  4. 常磐線が大宮経由だと思っていた
    常磐線の存在を丁寧に教えてあげたのに、大宮で経路が重なるのでここまでしかきっぷは発行できませんと言われた時には目の前が真っ白になりました。茨城あたりの時空が歪んでいるという報告は受けていません。
  5. 新在並行区間で新幹線駅が在来線上にない場合、その区間だけ別線扱いになることを知らなかった
    長岡~(新幹線)~新潟~新津の経路に対して、経路が重なりますから新潟で切れますねと言われた時は、こちらもキレそうでしたよ。
  6. 通過連絡運輸を理解してなかった。いや、IGR線も知らなかったのでは。
    好摩で経路が切れます、これ以上は進めませんと言ったのは、好摩から先IGR線になるから、その先のJR線につながらないという誤認識によるものでしょう。後で聞くとちゃんと(マルス上に)経路はあったらしいので、単なる認識不足です。

なんで、こんな済んだことを今さら言うのかというと、事業報告書の頭に高輪G駅のイラストがあったので、ちょっと怒りが湧いたというのも理由の一つです。そして、我々が正しく指導してあげないと、旅客会社ではまともに駅員を育成できないのではという危惧を抱いたからでもあります。

さて、今年の旅行はたぶん厳しいと思うので、また来年になりそうです。その時の財政状況にもよるけれど、もし旅行できるのならもっと複雑な経路を考案して、次のターゲットみどりの窓口係員の実力を見せていただくことにしましょうか。