最近ネタがステーションメモリーズ!©(以下、駅メモとする)に偏っているような。なぜかというと、鉄道の乗りつぶしはほぼ終了しているからである。
さて、いよいよ県マスターの称号(都道府県内の全ての駅をコンプすること)が近づいてきたので、山梨県内の鉄道線を回ることにした。山梨県内の鉄道としてはまずJRの中央本線、そこから分岐する小海線、身延線、その他私鉄としては富士急行がある。ちなみに駅メモではケーブルカーは一部を除き対象外のようである。このうち中央本線と小海線はコンプ済み(あくまで山梨県内)なので、残りの身延線と富士急行を回ることにした。
使用するきっぷは青春18きっぷ(対象期間だったので)だが、全行程普通列車だと厳しいことに気付く。特に身延線を突き抜けるダイヤは惨憺たるもの。仕方がない。373系には特急料金を払いたくないが、やむを得ず身延線は特急で走破することにした。これで何とか1日で回れるはず。
もっと早起きできればなあ、と思いつつも東海道本線を快速アクティーで下る。身延線を特急ふじかわ5号で走破することにしたので、比較的余裕ができた。熱海からは東海エリアに入る。15両編成から3両編成への地獄が始まる?いや、まだ帰省シーズンじゃないから大丈夫。普通静岡行きに乗りさらに東海道本線を下る。何となく富士山を眺めていると、おっと危ない、富士に到着していた。いつもはさらに先まで行くことが多いから、うっかり乗り過ごすところであった。
富士からは身延線の特急ふじかわ5号で一気に甲府を目指す。早めに到着できたので、身延線ホームの駅そば屋で天ぷらそばをいただく。ここは地元名物桜えびのかき揚げ天でも有名だが、普通の天ぷらそばにもエビが入ってて感動する。まさに、駿河湾の、宝石・・・、ゲフンゲフン。特急の前に発車する列車は西富士宮行きの区間運転、そしてつながらない身延行き。やはり特急一択なのか。
そして特急がやって来た。正面のトレインマークはムーンライトな、じゃない、ふじかわと書いてある。いつものムーンライ・・・、という言葉を飲み込みつつ特急に乗り込む。でも今は373系じゃないんだなあ、臨時になったし。電車は来た方向と反対側に走り出す。途中駅を通過するから取りこぼしのないようにしないと、と気を引き締める。が、そんな心配はしなくてよかったみたいだ。スピードが遅い。途中駅に停まらないだけで、それほど速くもない。駅の通過を見ながらチェックインしても十分間に合う。
終点に近づき、南甲府で身延線をコンプ?隣の善光寺でチェックインすると回数が多い。そうか、中央本線から届くからか。金手も当然ながら回数が多い。そして甲府に到着。うーん、あまり特急に乗った気がしないのは内装のせいか、速度のせいか。時間は既に14時を回っていた。微妙な時間だ。
甲府からはもう1つの目的富士急行線に乗るべく大月を目指す。中途半端な塩山行きを見送って、高尾行きの普通に乗る。ああ、この辺りももうすっかり211系だらけになってしまったな。
15:47大月に到着。ここからは最後の区間富士急行へ。と言っても、ここも上大月と田野倉は中央本線から届くんだよな。フリーきっぷはあまり安くならないみたいなので、券売機で乗車券を買う。そして次の列車はフジサン特急だと?!田舎の路線あるあるだけど、こういう時は特急を避けるととんでもない待ち時間になるので仕方なく特急券400円も購入する。時間も時間だし展望席はいいや(指定席券200円をケチったわけではない)。
これも特急とは思えない速度でのんびり走る。まあ、諸事情を考えれば仕方ないのかな。だが油断したせいか、葭池温泉前のチェックインを忘れる(通り過ぎる)という痛恨のミスを犯す。ゆっくり走ってるからって油断してはいけないな、と今さらながら反省する。
特急は富士山駅に到着した。ここからレーダーで河口湖まで取れるけどどうしようかな、と思っていたら電車が反対方向に走り出したので(富士山駅の配線の都合である)そのまま河口湖まで乗ることにした。16:43河口湖に到着。駅を降りると、さすが富士山が近いだけあって寒い!それと観光客(特に外国人)の多いこと。世界遺産ってすげーと改めて感心した。
河口湖からは17:09発の普通大月行きに乗る。よかった、特急じゃなかった。今度は6000系車両。そう、かつてはJR205系だった車両である。床が木目調になっているけど、それよりもクロスシートがいいです。帰りは忘れないように葭池温泉前で無事チェックイン。これで富士急行をコンプ。そしてついに山梨県をコンプした!比較的コンプが容易な県だとは思うが、この富士急行の運賃の高さはネックだったな。終点大月には18:12到着。もうすることもないので、次の18:26発の普通高尾行きで帰る。大月からの直通快速(特快)東京行きって結構走ってるイメージだったが、そうでもないようだ。
高尾には19:07到着。3分の待ち合わせでようやく中央快速の東京行きに乗れる。高尾も結構遠いイメージなんだけど、この時間から帰るのってやっぱり無理しすぎたかな?と思いつつ外を見ると既に真っ暗。もう寝るしかないな。