職場の思い出(その1)

さて、今までの業界経験の中でワースト3に入ることは間違いないひどい職場からようやく解放されました。次の職場はと言うと、8月の初めに面談をして、そちらに決まるかと思ったら、受け入れが遅くなるなんて言われたようで、派遣か契約社員ならともかく、正社員を長期間遊ばせるわけにいかないと会社から言われてしまい、あわてて次の面接を受けることになりました。そこでは、自分の経験を買ってくれて、いろいろ仕事は多岐に渡りそうですが、自分のスキルを発揮できそうなところでしたので、期待が持てました。さらに、なんと即日(!)採用が決まったみたいで、これはねー、素直に喜んでいいのか、それとも炎上してるのか不安を覚えます。とにかく、9月からも仕事にあぶれることはなくなったわけです。

一方の現場ですけど、お盆休み期間中に長い休みを取れたので、少しはリフレッシュできました。ただ、休み明けの現地作業のメンバーからは外されました。あいつだと不安だから、もう少し慣れた人に行かせると。自分に対する信頼度が低いから(でなかったらクビにしませんよね)ある程度は想像できましたが、あまり気分のよいものではありません。

それと最後の大きな仕事として、納入機器の検査があったのですが、手順書を渡されたなり放置されて、例によって自分なりに考えて作業していたのですが、後になっていろんな人に作業ログを検査させて(簡単に言えばたらい回しです)、それであれがダメ、これがダメと集中砲火を喰らうことになったのは、部分的に自分の作業もまずかったのかもしれないけれど、やり方がフェアじゃないですね。いきなり、2日フルでかからないと終わらない作業を押しつけておいて、もちろん適切な説明もないまま作業をやらせて、後から集団で攻撃してくるって、チーム体制としてどうなの?そういうものなのか、あんたらは。そう思わずにはいられませんでした。こんな体制で破綻しないのは、古参メンバーがしっかりしてるからでしょう。ですが、それは新規メンバーにとっての地獄を意味するのではと思います。自分がそんなに無能であるとは思わないけど、不十分な説明に苦労しました。後から新規メンバーを入れても、同じ憂き目に遭うことは目に見えています。

最後の日にリーダーがいれば挨拶しようと(まあ、社会人としてのマナー以外の要素はゼロですよ)、事務所に向かったのですがあいにく不在だったので、作業PCを返却して、そのまま卒業と相成りました。定時を過ぎて、そのリーダーから、「不十分な説明で申し訳なかった」というメッセージが来ましたが、本当にそう思っているのかなあ。これまでの彼の言動から、とても信用できないんですけど。

最終日は、作業PCと入館証を返却する都合で、いつもより早い時間に職場を辞することができました。これからどうしよう。次の職場が決まっているから、電車に飛び込むことは避けられたな。なんてぼんやりと考えてたら、昔の職場の後輩から連絡があり、業後に飲みませんかと言われたので、一緒に食事をしました。その時に、酒の肴にあの職場の惨状をいろいろ語ったわけですが。まあ、そうですね、あの職場が異常だったということが分かって安心しました。自分の思い過ごしじゃなかった!

前に書きましたけど、若手が職場に残りました。実は自分が細かいフォローをして彼が何とか仕事をできるような体制を整えていたのですが、そしてレビューなどでリーダーや上位のチームリーダーの攻撃を防波堤のごとく一身に受けていたのですが、それがなくなることをあの若いのはどう思っているんでしょうか。チームリーダーも昔のエピソードみたいに、「しまった、あいつがいないとこの若手使い物にならねえ」と気付いて慌てふためくのでしょうか。前のベテランは自社待機だったから復帰できたけど、自分は新しい職場に配属になるからもう行けないよ。余談ですが、あの現場は9月からさらに忙しくなるとか。そんな状況で頼れるベテランを切るなんて、余程自信がおありなんでしょうな。お手並み拝見と行きましょう。

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