職場をドロップアウトして、家で休養する日々ですが、また営業から連絡がありました。ことの顛末を勤務先(上位会社)に報告してきたとのことでした。もちろん、あのリーダーのせいで倒れたこともちゃんと先方に伝わったみたいです。ついでに、そのリーダーの名前もきっちり報告しておいたので、その件に関して相手会社の偉いさんにも話は伝えていただいたようです。
これで、とりあえずやられっぱなしという事態は抜け出したようです。前リーダーもそういう性格なのか、新リーダーに丸め込まれたのか、全くこちらに対する配慮(必要最低限だと思われるもの)を欠いて、一方的にお前の仕事ぶりが悪いからダメなんだ、という物言いもされましたけど、それも改善されるものと期待しています。だからといって、あの現場に戻る気はありませんけれども。例え、あのリーダーが外されたとしても。もっとも、彼がいないと今の現場は回らないだろうから、彼が外れることはないでしょう。せいぜい、所属会社から叱責か何かの処遇がある程度だと思われます。それでも、一矢報いたのはよかったのではないかと溜飲を下げております。
業界経験が浅ければ、きっと自分の仕事ぶりがまずいんだろうな、コミュニケーションが困難でも、どんどん前向きに行かないといけないんだろうなと考えたでしょうが、そこそこの(10年オーバー)経験があり、数々の現場を回った身としては、明らかにやり方がおかしいと感じていました。それと、これは自分の考え方なんですが、質問する時に「○○が分かりません。どうしたらいいですか?」なんて聞き方が許されるのはせいぜい3年目ぐらいまで、それ以上の経験があるなら「○○について××だと思うのですがいかがでしょうか」ぐらいの聞き方ができないと心証はよくないです。それがあだになった感は否めませんが、それというのも彼がまともな業務説明をしなかったからに他なりません。
忙しいからとろくに説明もせず、資料を読んでろと突き放し、資料を必死に読み下していると、進捗が遅い、成果物がない、菠薐草がないとか因縁を付けてきて、毎日何かとプレッシャーをかける。あんたの方こそ、今までどんな仕事をしてきたんだと、問い詰めたいぐらいです。いずれの現場においても、先にいるものは強いですから、こちらから強く何かを要求することは難しいですし、相手もそれを分かっていてあえて責めてきたのでしょう。
ですが、結局こういう結果になって、双方にとって最悪の結末だったのではないでしょうか。それについては真摯に反省していただきたいと思います。スキル的には十分こなせる現場でありましたが、やはり最後は人間によって仕事の難易度は決まるものです。ややこしい人間がいると、できるものもできなくなる、年を取ったものは融通が利かなくなるから、さらに修復は困難になる。自分は人に教えるのが好きで、過去の現場ではよく新人を押しつけられて、その新人が使えるレベルになるとどこかへと引き抜かれていくという経験をしてきましたが、あの親父はそんな経験してないんだろうな、自分の世界観だけでどうにかなってきたんだろうな。そんな文化の違い(頻出ワードですね)をまたしても痛感させられる結果となりました。
それから、今までも職場の問題によって退場を余儀なくされたことがありますが、その時の所属会社の対応は決して納得のいくものではありませんでした。その点、今の会社はかなりしっかりと対応していただけたものと、大変感謝しています。この会社を離れることはないでしょうし、今後も会社のためにとにかく貢献していきたい、強くそう感じました。
今年ももう片手で数えられるぐらいしか残ってませんね。田舎に帰って、正月を無駄に過ごして、そして次の現場に向かって英気を養おうと思います。来年こそはいい年にしたいな。