羽越本線、花輪線、石巻の旅(JR東日本株主優待券の旅)(後編)

5.旅行3日目(盛岡~ゴール)
盛岡からの出発は8時台。ちょっと早起きする。今日も平熱(もちろん!)駅の改札に向かうと、やはりいたか、いわてサーモグラフィー隊(勝手に命名した)。暇な連中だな。まあ、彼らなりに必死なんだろう。田舎の人の気持ちはよく分からないけれど。

盛岡駅構内

盛岡サーモ部隊1

盛岡サーモ部隊2

気を取り直して、次の電車は、北上行き。これは見送って次の一ノ関行きに乗る。これはIGR線(滝沢)から直通してくる電車である。車両は701系1000番台(盛岡バージョン)か。前回は北上線から東北本線に合流したため、北上手前の村崎野までが赤新駅となる。トレすごも花輪線好摩で止めたきり忘れていたが、盛岡からは対象となる。周りを見るとやはり人は少ない。そしてマスク姿もなぜか少ない。これが感染者ゼロの誇りなのか(2回目)。村崎野まででいったんトレすごは終了。後は駅メモをのんびり攻略する。やはり本線の線路は快適だ。

盛岡IGR7000

盛岡701

一ノ関に到着。次の普通小牛田行きまで時間が空くので、しばし休憩。ホテルの朝食がいつものバイキングでなく、定食タイプで物足りなかったので、そばをいただく。人の姿はまばら。周辺には中尊寺金色堂や厳美渓など観光名所もあるため、本来ならもっと人が多かったのだろうが。さて、小牛田行きがやって来た。これは701系1500番台(仙台バージョン)。仙台担当だったらE721系がよかったが。前回は、ここから大船渡線に乗ったので、東北本線は赤新駅区間となる(塩釜あたりまで)。再び駅メモとトレすご両方を起動して南下する。石越に到着。どうやら、危険地帯岩手県を抜けたようだ。実は有壁も宮城県だが。くりはら田園鉄道の痕跡は、とそのあたりを見ると、線路が残ってる!ホームらしきものの痕跡も確認できる。どうやら記念碑もあるらしいが確認できなかった。また機会があれば見に来よう。そして小牛田に到着した。ここも赤新駅、ということは陸羽東線も未乗なのか。

一ノ関駅通路

一ノ関駅外観

一ノ関かき揚げそば

厳戒態勢の一ノ関からお知らせ

一ノ関701

小牛田からは、石巻線で石巻に向かう。気仙沼線(BRT)との合流点前谷地はチェックイン済みなので、その手前の涌谷までが赤新駅である。次の女川行きの列車は、やはりキハ110系。そうだ、石巻線内でもトレすごが起動しなかったので、前谷地から石巻もトレすごの対象となる。キャリアが違うとこうも快適になるものか。石巻に到着。石巻線をクリアした(トレすご)。

小牛田キハ111

石巻からは仙石線のあおば通行きに乗る。車両はもちろん(?)205系30003100番台。帰ってきたような気持ちに、はならないか。でも、川越線の3000番台と似ているし。前回は仙石東北ラインで途中から外れたが、東北本線からでも取れたので、駅メモとしてはコンプ済み。一方、トレすごは2駅ほど残っている。しかも、それは宮城野原と榴ヶ岡。そう、どちらも地下駅なのである。都会と違って、地下に入ると位置情報が取れなくなるので、今回も無理っぽいな。ここは何かしらの対策が必要だろう。降りてもいいけど。高城町を過ぎ、例の連絡線を通過する。東北本線(交流20000V 50Hz)と近接した所に連絡線が作られている。架線のない連絡線は何だか異様な感じがする。この先は未乗区間だが、東北本線から取得済みなので淡々とチェックインを続ける。周辺駅を見ると、利府支線が取れるようだ。わざわざ乗りに行くのも面倒なので、レーダーゲット!そして地下区間に入る。位置情報が取得できません。やっぱりな。スマホを静かに置く。仙台に到着した。きっぷの経路上ここで降りないといけない。

石巻205-3100

仙台からは目的の1つである、特急ひたち品川行きに乗ることにしている。だが、時間が余るので、仙台市営地下鉄の未乗区間を行くことにした。前回は、北と西に行ったから、今回は南と東か。まずは、富沢へ。長町までは東北本線と並走するので、未チェックは長町南、富沢のみ。臨時ダイヤで本数が大幅に減っているので、そのまま戻る。うーん、やっぱり愛宕橋が取れないんですけど。ともかく南北線をコンプした。仙台に戻り、東西線のりばへ。遠いな。荒井へと向かう。こちらは薬師堂からが赤新駅となる。荒井に到着。東西線もコンプした。とりあえず外に出る。人影はほとんどない。メモリアル交流館も閉まっている。残り時間が微妙なので仙台へと戻る。

富沢1000

荒井メモリアル交流館

仙台に来たら、いつも駅改札近くの立ち食いそばを訪問する習慣であったが、今はさすがに閉店している。仕方ない。次回来る時は営業していますように。ホームに降りると、既に特急列車が入線していた。ドアはまだ開かないな。ここからは常磐線経由で東京に戻ることになる。この3月に全線が復活したのでようやく通れるようになった。かつて、岩沼~日暮里間は東北本線と常磐線のいずれの経路を経由しても、距離の短い東北本線経由で運賃、料金の計算ができた。しかし、この区間の特例は2001年12月に廃止された。上野~青森間の特急(寝台特急含む)は、東北本線経由と常磐線経由のパターンがあり、その時には有効だったが、東北新幹線の開業により東北本線の特急が廃止され、制度の意義が失われたことによると思われる。もし、選択乗車が可能だったら、あの駅窓口のお姉さんも混乱する要素が減ったかもしれないな。でも常磐線の経由地も知らなかったからな。。。

仙台駅杜そば

仙台駅ボード

仙台駅のぼり

仙台E657

仙台E657車内

特急のドアが開いて、ついに乗車する。チケットレス特急券なので、スマホを取り出し座席番号を確認する。便利なのか?座席の上に3つのランプがある。緑ランプが点灯しているので大丈夫だろう。ふと見ると、前方の8席も緑ランプ。誰か乗ってくるのかな。しかし、空席のまま特急は仙台を出発した。仙台からしばらくは新幹線からも取れたので、あまり焦らずチェックインをする。しかし、おお、杜せきのしたが取れた。新幹線からは届かない駅である。とは言え仙台空港線はこれだけで終わったので、改めて乗りに来る必要がありそうだ。岩沼からは常磐線に入る。ここまで停車駅がないので緊張が走るが、駅メモ、トレすごとも取りこぼしはないようだ。相馬に停車する。ここまでは問題なく取れているな、と油断したのか次の日立木を取れていないことに気付く(トレすご)。駅メモはいいけど、トレすごは単線区間では厳しいな。原ノ町を過ぎると、浪江、双葉、大野と連続で停車する。前回乗った時(常磐線経由上野行き)こんなに停まったっけ、とぼんやり考えていると、またもやらかす。双葉が抜けてしまった(トレすご)。いかん、真面目にやろう。と言っても、暫定開業区間の終点だった富岡まではチェックイン済みなので、そこまで行けば後は楽だ。夜ノ森を無事にチェックイン。トレすごも無事に取れた。これで、常磐線をコンプした(駅メモのみ)。外も暗くなってきたし、寝るか。でも、このあたりもなかなか来ないエリアだから、もう少しがんばるか。いわき、勝田(工機前も取れた)、水戸と降りてくる。130円旅行コースのルートにある友部までは、と思ったがあまりに回数が少ないのでさらにチェックインを続ける。さて、前の席は相変わらず緑ランプが点灯している。他の席を見ると赤ランプが駅到着前にオレンジになり、駅に着くと緑に。乗客が降りていくとまた赤に戻る。と言うことはこの前の席の緑ランプはいったい。結局、終点品川まで誰も座ることはなかった。4時間半以上の長丁場を終えて品川に帰ってきた。上野みたいな終着駅感がないのは淋しいな。

6,おわりに
品川駅でとりあえず出ることにした。最近は駅員さんにお願いすると、使用済みきっぷは無効印または乗車記念スタンプを押してもらえるようだ。どちらにしますか?と聞かれ記念スタンプにしてもらった。よくニュースに登場する品川駅のあの通路(港南口方面)は、時間帯のせいか人の姿はほとんどない。でもラッシュ時でも相当人が減ってますよ、以前に比べて。

使用済み乗車券

品川港南口方向

今回の成果としては、駅メモは羽越本線、花輪線、石巻線、常磐線コンプ。トレすごは、羽越本線、花輪線、石巻線をクリア。やはり特急だと厳しい。それと仙石線の宮城野原と榴ヶ岡は降りるしかないのか。市バスで行けないかと調べてみたが、どうやら仙台駅から楽天生命パーク行きの直行バスしか通らないようだ。じゃあ、そこはいずれの機会にでも。収穫としては○uのキャリアを捨てて○コモのMVNOを導入したことがよかった。MVNOとは言え、キャリアでこんなに変わるとは。今後の参考にさせていただきます(怒)。

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