週末パスで行く仙台への旅

1.はじめに
そうだ、仙台行こう!と思い立ったものの既に青春18きっぷシーズンは終了。ということは地道に仙台市内までの乗車券を買わないといけないのか?何か方法はないかと探していたら、ありました、週末パス!これは、JR東日本管内のかなり広い範囲をカバーするフリーきっぷである。境界駅で言うと、熱海、辰野、塩尻、南小谷、上越妙高、直江津、酒田、湯沢、くりこま高原、小牛田、前谷地となるだろうか?これなら仙台までの往復運賃よりも安い!乗車券扱いだが、新幹線にも乗れる!(特急券は必要だが)

週末パス

消費税の増税に伴い値上げするかもしれないということで、増税前に切符を購入した。そんなに変わらないかもしれないが、ジュース代ぐらいは浮くだろう。ちなみに結果としては150円アップ。微妙だ。ついでに仙台発のはやぶさの指定券も押さえた。こちらは特急券のみとなるのでトクだ値ではなく、普通の特急券である。

行程は、特に何の工夫もなく仙台に向かってひたすら進むだけ。だが、週末パスはその他社線も利用できる。ならば阿武隈急行にも乗ろう。ホントに何の工夫もなくてスミマセン。なお、福島交通も対象路線だが、プランの都合上桜水までしか行けず、それなら東北本線から取れそうだということで見送った。

2.出発
ちょっと早起きして宇都宮線の宇都宮行きに乗ることができた。これを逃すと上野東京ラインは2時間くらい宇都宮直通がない。大宮で乗り換えればいいのだが、それも面倒だし。大宮まではゆっくりしようとしたが、ついついチェックインしてしまう。大宮を過ぎれば(正確には東武野田線が外れる大宮公園から先)のんびりできる。

終点宇都宮に到着。4分乗り換えで黒磯行きに乗る。到着ホームの向かいに止まっている黒磯行き、ではなく隣のホームの黒磯行きが正解だ。もう騙されないぞ。

205系黒磯行き

3.黒磯~福島
東北本線の直流限界(?)、黒磯に到着。かつてはここから、郡山行きや福島行きに乗れたのに。地上切替がなくなり、デッドセクションができたせいで、新白河乗り換えになる。ここも5分乗り換えで新白河行きに乗る。もう少し余裕が欲しいが、目的地が遠いので仕方ない。交直両用車が必要なのは分かるけど、水戸線のE531系そのものってやっつけ感半端ない。さて、出発。おっと、加速しかけてやめる。久々の戻しノッチだ。嬉しくはないが。

E531系電車

新白河では約20分の待ち合せ時間があった。次の郡山行きは既に入線していたが、焦らずとも座れるだろう。701系にはノーコメント。トイレはどこだろう?なんと、在来線改札内にはないだと!仕方なく改札を抜ける。新幹線乗換口は立派な自動改札機を装備してるのに、在来線出口は有人改札。タイムスリップしたような気持ちになる。当然Suicaも使えない。そうだ、黒磯から郡山までは空白エリアだったな。

701系東北

新白河ダルマ

郡山でまたも4分乗り換えで福島行きに。この短時間で陸橋を越えるのはキツい。昔は平気だったけど、年だな。さすが郡山、電車は既に満員だった。今度の電車も701系。ただしワンマン運転である。こういう点も客車より優れているんだろうな。またしても、戻しノッチ。思わずコケそうになる。やめてくれ。

701系福島行き

4.福島~槻木(阿武隈急行)
福島に到着。ここからは仙台行きに、いやせっかくなので阿武隈急行に乗ることにしたのであった。週末パスの有効区間に阿武隈急行と福島交通が入っている。が、飯坂温泉まで行くと時間がなくなるので、今回は阿武隈急行のみ利用することにした。東口を出て、時間があるので昼食を取り、相変わらず分かりにくいのりばを見つけ出し、きっぷを見せて改札を抜ける。同一ホームで向かって左が阿武隈急行、右が福島交通ののりばである。いろいろ案内看板は出ているけど、これは初見殺しだな。

福島駅東口

古関裕而先生像

阿武隈急行福島入口

阿武隈急行8100系

丸森たかこ

阿武隈急行は初乗車区間(駅メモ的に)と思ったが、福島学院前まではチェック済み。東北本線から届いたのか。その一方で、岩代清水(福島交通)をなぜかゲット。しかし、福島交通は乗りに行かねばなるまい。桜水までは届かなかったが、どうせ飯坂温泉まで行かなければならないのなら手間は変わらない。

やながわ希望の森公園駅名標

5.槻木~仙台
槻木に到着。こちらはJRの駅で、阿武隈急行の係員はいないようである。そのため、よくある運転士が切符を回収して(JR改札を抜けるための)精算済証を渡すパターンであった。今回は週末パス利用なので特に問題なく通過。でも、精算済証ほしいな。ここからは駅メモは取得済みだが、なぜかトレすごは未取得、と言うより忘れていたんだろうな。実は福島~仙台間が未取得だったのだが、阿武隈急行を通ってしまったので、槻木以南は残ってしまった。残り区間はまたの機会に。

やって来た仙台行きの電車は、おおE721系だ。つまり当たりですな。ボックス席の一角を確保する。岩沼の合流点手前で逢隈(常磐線)ゲット。うーん、常磐線は全線復旧してから乗りに行くとするか。名取で仙台空港線が分かれるが、東北本線からは隣の杜せきのしたも取れなかった。ズボラしないで仙台空港に行けということか。長町からは仙台市営地下鉄が並走するのでそちらもチェックインする。が、愛宕橋はなぜか取れず。今回の旅の目的の1つとして、メモリールートでこの愛宕橋が取れなかったので、リトライするというのもあったのだが、またも取れない。本当にJRから取ったのか?そう何度も仙台に行けないので、やむなくレーダー(&レーダーブースター)でゲット。複雑な気分だが仕方がない。

E721系

6.仙台到着ついでに地下鉄
仙台に到着。相変わらず人がやたらと多い。さすが東北一の大都市だ。ちょっと出発の時間を早めたので、地下鉄に乗る余裕ができた。南の方はだいたい取ったから泉中央方面に向かう。地下鉄仙台に向かう連絡通路でチェックインを試みると、あおば通?そうか。近くにあるな。さらに進むと、仙台[仙台市交通局]だと?駅メモではJRの仙台と地下鉄の仙台駅を区別しているようだ。なんだこれ?大阪の梅田は阪急、阪神、地下鉄(御堂筋線)一緒くたなのに。基準が分からん。

仙台市1000系

さて、泉中央行きの電車に乗り、チェックイン開始。だが、うまく取れない。地下だから仕方ないか。ただ、駅を出発してから取れたりしたこともあり、取りこぼしはないようだ。黒松からは地上に出るので一気に調整される。終点泉中央に到着。駅は地下にあるが手前までは地上を走るので、位置ずれはない。もっとも終点なので改札を出る必要があるが。帰りも一応チェックインするが、さらにひどいことに。数駅ほど位置情報が変わらなかったり、2駅手前の駅が取れたり、地下だから仕方ないか。

ベガルタ仙台ステッカー

鳥唐揚げそば

7.仙台からの帰路
さて、だいたい必要なことはできたかな。帰りはもちろん新幹線である。同じ行程を戻ると明日の仕事に響くから。はやぶさの座席に座り(指定席なので安心)、軽くチェックインするが眠いので岩沼辺りで寝ることに。ふと気が付けば上野到着前。たまには休息も必要だな。

8.さいごに
東京駅に到着。いつもより早いと気分的に楽だ。週末パスは自動化券なので、特急券と一緒に改札機に入れる。週末パスに、あの新幹線改札通過の赤文字が入るのはちょっと楽しい。普通の乗車券なら入場・出場が1回だけだが、フリーきっぷなら何度でも印字できるのか。しかし、何回も新幹線に乗る金はないな。

E7系回送

今日は結構がんばった割には、駅メモ称号は「メモリーを追って世界の果てまで(300駅以上のメモリールート達成)」ぐらいしかない。あとは阿武隈急行線走破と岩代清水(福島交通)、逢隈(常磐線)、仙台市交通局南北線の愛宕橋と広瀬通~泉中央間か。トレすごは、東北本線槻木~長町間のみ。余談だが、駅奪取は阿武隈急行線走破。次に狙う駅メモ称号はマスターオブ宮城または福島になるのだろうか。どっちもまだまだ道は遠いな。はじめまして称号に関しては、最多の仙台[JR]でも13回。さらに遠いな。。。

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