株優ツアーの続きです。今日は秋田から。
4.旅行2日目(秋田⇒大宮)
ホテルで朝食を取る。これも1つのテクニックで、地方都市の朝はあまり信用してないというのもあるけれど、朝の時間を有効に使えるというメリットもある。秋田で再入場するとき、若い駅員さんがちょっと混乱していたようだったが、すぐに通してもらえた。秋田からは奥羽本線新庄方面へ。北上線に乗るべく横手まで移動する。普通新庄行き電車はまたしても701系。秋田と言えばこれ?秋田~大曲間は秋田新幹線と並走するが、そのうちデュアルゲージが峰吉川と神宮寺の間にある。正確には峰吉川の先から神宮寺の少し先(秋田からの上り線から見た場合)となる。新幹線の下り線(秋田方面)と在来線が同じ線路(デュアルゲージ)となるので、在来線が走る時は新幹線の下り線が走れないのだが、他の区間は単線だからそれほど影響しないのか?書くのも面倒だが、トレすごとの格闘の結果四ツ小屋、羽後境、刈和野~横手を無事ゲット。とは言え、かなり無駄なところに労力をかけてしまった。
横手に到着。次の北上線の列車まで1時間以上あるので、駅前を散策する。が、飽きてきたので駅に戻る。次の列車は快速北上行き。キハ100系の1両だが、車掌がいる。ここはさすがに鉄分多めか。それでも同電(同じ列車にマスターが乗り合わせること)はなかったみたい。北上線は山の中を走る路線である。電波状態もやや気になる。しかも快速なので、矢美津、平石、小松川の3駅を通過する。駅メモはともかく、トレすごに関しては位置判定がシビアなので、通過駅の取得はかなり難しい。しかも起動不良、突然のエラーもある。が、何とか矢美津、平石はゲットする(小松川は取れなかった)。相変わらず調子が悪いが、それでも他の駅は取得できた。
北上に到着。ここからは一ノ関に移動する。次の一ノ関行きの電車は、来た、701系が(盛岡色)。E721系はいないのか?ここはさすが東北本線。主要幹線だけあって線路がいい。かつて東北方面の特急がこの線路を走っていたことが偲ばれ胸が熱くなる(大げさ)。電波がいいのか、ここではトレすごは漏れなくゲット。
一ノ関からは大船渡線(ドラゴンレール)で気仙沼へ向かう。車両はキハ100系だがこれもワンマンではない。比較的人は多いかな。この路線もかなり山の中を走る。ドラゴンレールと言うだけあってかなり蛇行しているように思える。相変わらずトレすごとの格闘は続く。エラーが出ては立ち上げ直しの繰り返しだが、柴宿以外は取れたみたい。
気仙沼からはいよいよ今日のメインイベント(?)BRTの旅が始まる。気仙沼駅のBRTののりばを見ると元の線路を埋めてBRTの道路にしている。これって元の線路に戻せるの?BRTの車体には電車のようにEast Japan Railways Companyのロゴが入っている。が、どうやらミヤコーバスが代行しているようだ。周辺の鉄道線ではSuicaは使えないが、このBRTではSuicaが使える。odecaというICカードも使えるが、BRT専用だしSuicaと比べたメリットは定期券として使えるぐらいなので、Suicaの方がいいのでは?
気仙沼駅を出発する。いかにも線路らしいルートの道路を走り、大船渡線から分かれていく。気仙沼線は鉄道の頃にも乗ったはずだが、あまり記憶がない。途中に進入防止の踏切(?)が設置されているが、道路側ではなくBRT側というのが特徴だろうか。不動の沢を過ぎるとその先の道は工事中でふさがれており、バスはそのまま右折して一般道へ。その後は所々設置された専用道路(線路跡)に入っては出て一般道を走る。一般道は基本的に国道45号線を走っているが、ほとんどの区間で渋滞が起きているのも気になるところである。初めは専用道路をふさぐ踏切があったが、途中からは進入禁止の標識だけで遮断機のない箇所(4種踏切??)になる。これでよく誤進入とか起きないな。志津川からは柳津まで専用道路を走る。途中に待避所があるがほぼ通過、そしてやたらと長いトンネルを抜けていく。鉄道ならCTCなどで閉塞しているからいいのだが、バスの場合はどうやって制御してるんだろう。対向車が来たら避けられないぞ、と心配になるが。
相変わらずトレすごがなかなか起動しない、すぐエラーになる、と散々だがそれほど取りこぼしなく進む。このバスは気仙沼市立病院を経由しないので、そこは無理だが(駅メモは取得した)。陸前港以外は何とか取得に成功する。うーん、トレすごを起動してやり直してのせいで、あまり景色を見ている余裕はなかった。柳津からは鉄道の線路があるので、別の道を前谷地へ進む。よってトレすごは難しいか。しかし和渕は駅付近を高架道路で越えるのでなんとかゲット。駅メモは無事コンプできた。そしてバスは終点前谷地駅のバスプールのゲートを越えてバス停に到着。これも改札内なのかと思ったが、バス停から出ると駅の目の前に出られるだけ(つまり、つながっていない)。普通のバス停でいいんじゃないの?
前谷地からは石巻線で小牛田へ移動。小牛田行きは110系の2連。人は少ない。そして問題のトレすごはついに起動しなくなったので諦めた。こんなクソゲーに用はない(投げやり)。
小牛田からは東北本線の普通岩沼行きに乗り、仙台へ移動。ここからも本線である。しかも今度の電車はE721系であった。ようやく来たか!かなり快適に移動する。駅メモに集中できるのはありがたい。比較的近くを走る仙石線を意識しながらのチェックインが続く。そして仙台手前で不可能だと思っていた仙石線の宮城野原、榴ヶ岡が取れて驚く。これで仙石線をコンプした!
仙台に到着。ここまで来たらほとんどゴールしたようなものである。ここからは新幹線(きっぷの都合でこまちになった)で大宮に向かって移動する。はやぶさ・こまちだけあってここからの停車駅は大宮と上野。寝過ごさないようにしないと。油断していると、いつものように上野で目が覚めそうだ。とりあえず寝ようか、今日はかなり無理をしたし。と思ったが、メモリールートが郡山まで残っているんだった。何とか郡山まではチェックインを続ける。が、しかし、あれ?愛宕橋を取りこぼした。夏の仙台ツアーに持ち越しだな。
5.大宮到着、東京へ
大宮で下車する。特急券(スタンプ付き)はまあいいや。乗車券をくださいと言うとやはり駅員が迷っていたようであったが、ここで最後ですね?と聞かれる。というわけで無効印を押して無事もらえた。ここからは上野東京ラインで東京に向かって戻るだけとなる。大宮といえど、東北から戻ってくるとなぜか帰って来たような気分になるのはなぜだろうか。
6.さいごに
今回はトレすごの不調に悩まされた。今までも時々エラーが起きたりなかなか接続されないことはあったが、こんなにひどいとは。一方の駅メモは特に問題なくプレイできた。今回追加されたのは白新線(豊栄~新発田間)、羽越本線(新発田以北)、奥羽本線(秋田~横手間)、北上線、東北本線(北上~一ノ関間、小牛田~愛宕間)、大船渡線(一ノ関~気仙沼間)、気仙沼線、石巻線(前谷地~小牛田間)、仙石線(地下から取れなかった宮城野原、榴ヶ岡)、後は周辺の路線(阿武隈急行、仙台市営地下鉄東西線など)がちょっと取れたが、これは改めて行くべき路線なので。
BRTについては、他社などで申し訳程度の専用道路を出てほとんど一般道を走るバスが多い中、半分以上を専用道路利用という辺りはBRTらしいと言える。だが、できれば鉄道線として復活してほしいところである。再建やその後の維持コストを考えると難しいのだろうか。正直言ってバスで賄えているようにも見えるし。面白い路線ではあるので、次回は大船渡線のBRT(気仙沼~盛間)も乗ってみようかと思う。ついでに盛の先の三陸鉄道リアス線にも、なんて考えると旅費はどうするのか悩みどころではあるけれど。
「北上線とBRTの旅(JR東日本株主優待券の旅)後編」への1件のフィードバック