1.はじめに
2018年度も株主優待券を無事取得して、どうしようかと思っていたけど、なんだかんだあって(他の旅行の予定など)結局夏の間には行けなかった。そうして時間が過ぎていき、ふと株主優待券のことを思い出した。あ!5月いっぱいで期限が切れるじゃないか!残るチャンスは大型連休か。幸い今度は10連休、しかもうちの職場は無事10連休確保できそうだ。
日程もだいたい決まったところで行程の検討に入る。前回は磐越西線に乗りたいという条件を付けてしまったがために、郡山を封じられるという苦戦を強いられたが、今回はもういいので大回りで帰って来られそうだ。では、行けるところまで、と言っても予算の都合で1泊2日のプランとしたのでその範囲内である。あとは、そうだ、まだBRT乗ってなかったな、というわけで気仙沼線BRTを追加(大船渡線BRTは時間が厳しかった)。結局こういう行程になった。
東京~(上越新幹線)~新潟~(白新線・羽越本線)~秋田~(奥羽本線)~横手~(北上線)~北上~(東北本線)~一ノ関~(大船渡線)~気仙沼~(気仙沼線BRT)~前谷地~(石巻線)~小牛田~(東北本線)~仙台~(東北新幹線)~大宮
例によって特急列車は1個列車まで。調べた結果東京~新潟間と仙台~大宮間ではわずかに東京~新潟間の方が高いので、上越新幹線の方に付けることにした。だが、この後ちょっとやらかしてしまったので、想定と違う事態になってしまった。ブランクのせいにはできないなあ。単に自分のミスです。はぁ。
目的の一つである位置ゲーについては、駅メモ!(ステーションメモリーズ!©)と姉妹ゲームの駅奪取、JR東日本公式?ゲームのトレすごを同時に進めることに。なお、駅奪取はブルーライセンス使用で駅メモと連携しているため、ほぼ自動プレイとなる(イベントのためたまにチェックしていたが)。
2.プロローグ
まずは最初のミッション。指定券の確保だが、10連休あるが休み中は通常時よりは指定券は取りづらいだろう。そういうわけで、仕事の合間にえきねっとでゲットに走る。何とか確保できた。よかった。
さて、いよいよきっぷを買いに行くことに。念のため明細を見ると、あれ?仙台~東京?うーん、やってしまった。変更できないかなと空席照会するも既に満席。後でさらに見直すと、当初予定のはやぶさには空席が無かったが併結のこまちには空席がある!何とか大宮までの指定券を確保する。さすがに仙台~東京間と仙台~大宮間では料金が違うし、指定券だけ東京行きだと乗車券が面倒なことになるし。
そして、最大のイベント、乗車券購入!何が大変かっていつものように複雑怪奇なルートを必要に応じて窓口駅員に説明しながら発券を待つことになるからである。最近JRは指定席券売機を増やして有人窓口を減らす傾向にあるが、その減らされた有人窓口に客は集まるんだよ。指定席券売機の前には人が少なく、一方みどりの窓口には長蛇の列。これはサービス低下でなくてなんなのか?
長蛇の列に並び待つこと十数分、ようやく自分の番が来た。今日は機嫌がいいから優しく対応しよう。株主優待券と申込用紙を窓口に出す。いつも書き方に迷うのだけど、申込用紙の乗車券の欄には発駅と着駅だけを書く様式になっている。経由地を書きたいのだけど場所が無いので、下の空白に無理やり書く。足りないので下の備考欄にも続きを書いたがこれでいいのかな。
大回りのきっぷですね、と窓口の駅員さんに言われる。お、今日の係は大丈夫か?と思ったけど、そうでもなかった。新潟、秋田の辺りはノーマルなルートなので問題ないが、北上線の接続は大曲じゃない横手だ、大船渡線の起点は一ノ関だぞ、とマイナー路線になると操作が怪しくなる。そして待つこと数分、ようやくきっぷができあがった。が、おい、経路が違うぞ。気仙沼線BRTから仙台へは時間の都合で石巻線で小牛田へ抜けて東北本線を経由するルートにしたが、出てきたきっぷでは仙石東北ライン経由になっている。経由を石巻じゃなくて石巻線と書いた意図を汲んで欲しかった。運賃は同じですよと笑顔で言われるが、そうじゃねえよ、こんなきっぷで小牛田を通ったら東北本線の車掌とケンカになるだろうが。もちろん、作り直してもらった。列に並んでる人、君たちの要件は指定席券売機で済むんじゃないのか?!そして、やっと今度こそきっぷが出来上がった。出てきたきっぷは横に長い。これは、自動化券に見えるけど改札機を通れない偽自動化券だ。関東圏に限らず東北の自動改札エリアでも有人改札は通るのが面倒なんだよな。よく塞がれてるし。
【今回の乗車券 マルスでは16線区まで対応するが、記載できるのは10線区まで、そして10線区を超えると非自動化券となる】
思ったほどの混乱もなく(想定内という意味)無事にきっぷをゲットした。あとはトラブルなく連休を迎えられますように。
3.旅行1日目(東京⇒秋田)
東京から上越新幹線ときで出発。この乗車券は裏は黒いが改札機に通らないタイプ。特急券だけ改札機に入れると、止められる。そう、新幹線の自動改札機は乗車券と特急券を同時に入れないといけないのだ。仕方なく有人改札に回りスタンプを押してもらう。ところでこの特急は途中大宮にしか停まらない。今まで乗ったときで一番速いのではないかな?新潟までの上越新幹線はトレすごでは取得済みなので、パスする。上越新幹線各駅は問題なくゲット。その他にも並走区間や近くを通る路線(吾妻線など)もゲットする。今回がんばってトライした結果、ガーラ湯沢もゲット(1回目)。駅メモのみであるが(トレすごは駅の近くまで行かないといけないので)。新潟県に入り、車窓に広がる水田の風景を見ると帰ってきた(?)気持ちになる。
新潟に到着する。新潟駅は高架化工事中で、通路が複雑、というか万代口が異常に遠い。新幹線ホームと在来線の2~5番線が高架、そこから遠く離れた万代口の近くに地上(既存)の8、9番線がある。ここからは白新線経由の村上行きで北上するのだが、次の村上行きの発車番線は、3番線か。発車番線を間違うとエラいことになるな(おそらく高架ホームから地上ホームの移動に5分以上はかかる)。ここで昼食を取ろうと万代口へ移動する。新幹線から在来線ののりばは近いのに、思わぬ大移動を強いられる(CoCoLoに行けばよかったんじゃない?)。
新潟から普通村上行きに乗り、白新線方面へ向かう。車両はすっかりおなじみのE129系。実は115系も残っているのだが、こちらには来なかった。さて、白新線については去年新潟競馬場に行ったので、駅メモについては早通までは取得済み。トレすごは未乗区間のため残っているが、なんとここでゲームが起動しないトラブルが発生。立ち上げ直すも起動する様子はない。この後もトレすごエラー問題に悩まされることになるのだが。信越本線(新幹線)からは水田が多く見られたが、こちらは住宅が多い。新発田を過ぎてここからは羽越本線に入る。ここからは複線なのか、と思っているといきなり単線に変わっている。そうだった、羽越本線は切れ切れの複線区間があるんだった。どうもスマホゲームをするとうつむく癖が付いたので、どこで複線なのやら覚えていない。坂町で鉄っぽい人たちが降りていきハッとする。米坂線て何年前に乗ったかなあ。駅メモ(と同時並行の駅奪取)は順調だが、トレすごは起動不能に悩まされる。たまに復活するのだが、すぐにエラー(Under construction now…)になる。通信は悪くない(駅メモは問題なくできている)のでトレすごのサーバの問題だろうな。所詮は非公式ゲームなのか。結局、取得できたのは金塚、平木田、坂町、岩船町、村上だけであった。また来るの面倒だなあ。
村上に到着。羽越本線の直流区間はここまで。この先は交流電化区間となる。次の酒田行きは、キハ47だ!以前乗ったときは110系だったので、とっくに更新されているかと思ったが、まだ残っていた、しかも本線に。ただしさすがに半自動ドアではなく、ドアスイッチが設置されている。例によってデッドセクションを見逃す。これがディーゼル運用の欠点かなあ。照明が切れないのはメリットとも言えるが。ここから次の間島までは距離がある。ということは、来ました、車内検札。が、車掌さんはちょっと見ただけで返してくれた。まだこの辺りは分かりやすいからかな。そして改札印ほどの大きさの検札印を押してくれた。
この時期は比較的穏やかな日本海を時折眺めながら、トレすごとの戦いは続く。ここは完全に未乗区間(駅メモ、トレすごとしては)なのでかなり必死だが、それでも起動不良は続き、越後早川、今川、五十川~羽前水沢は取れなかった。駅メモ(&駅奪取)は問題なく取れているから、やはりトレすごのサー(ry
ようやく酒田に到着。村上から随分と長い距離を気動車で来たけど、どこかで電車にならんものか。酒田が境界駅(新潟支社⇔秋田支社)だから仕方ないのかね。酒田からはいつもの?701系。でも懐かしい。秋田エリアの普通列車がED75牽引のレッドトレイン(50系客車)からコイツに変わったときは、なんだてめえは、と思っていたけど。日本海はやはり穏やか。せっかくなので夕日の写真を撮ろうと思ったが、時間が早かったか?撮影ポイントも秋田に近づいたらダメなんだな。この区間ではトレすごも比較的安定していたので無事全駅取得できた。駅メモももちろん全駅ゲット。これで羽越本線コンプだ!?いや、新津~新発田間が残っている!
今日の目的地、秋田に到着。時期がよければそこら辺でババヘラアイスを売っているのだが、とてもそういう気温ではなかった(寒い)。どういうわけか秋田に来ると駅前のミス○ードー○ツに入る習性があったのだが、高架化され駅ビルができた辺りでお店が変わったみたいで見当たらなかった。あまり選択肢もないので吉○家へ。晩ご飯にうどんはちょっとね(稲庭うどんという意味ではない)。駅前のビジホに入りほっとする。
長くなってしまったので、いったん切ります。