アイビスサマーダッシュ

日本で唯一の1000m直線コースがある新潟競馬場。そこで行われる唯一の(そりゃそうだ)1000m直線コースの重賞競走であるアイビスサマーダッシュ。なぜか、知り合いの人と見に行こうという話になり(詳細は忘れた)、現地へ行くことになりました。

夜行バス?何言ってんだ!泊まりに決まってるだろ!と言われ2ヶ月前に宿を探すもどこも一杯。何とか空いているところを見つけ出しました。で、1ヶ月前に新幹線の割引きっぷをゲット。こんなに前もって準備するのって珍しいから、大変だったよ。

さて、前日は新潟駅付近の飲み屋で景気づけ(食べ過ぎた)、そして当日新潟駅前から競馬場行きのバスに乗ることに。しかし9時前だというのに長蛇の列!他にろくなアクセスがないのは分かるけど、こんなに人が多いとは。30分近く待ってようやくバスに乗り込み、満員のバスに揺られ競馬場へ。最初は順調に走ってましたが競馬場が近づくとやはり渋滞が始まる。何せアクセスがこの新潟バイパス(新新バイパス)しかないからな。定刻より10分ほど遅れて新潟競馬場に到着。マイカーは駐車場探しが大変そうだ。

さて、ここからが本題?地方開催らしく7レースまでは未勝利、新馬戦、8レースでようやく条件戦(500万下の平場)。うーん地方の未勝利戦なんて当たったことないんですけど。とりあえず、2レースの3歳未勝利戦から参戦することに。そして出馬表を見ていて気が付いた。あ、ミルコ(デムーロ)がいる。乗る馬がいずれも人気馬(1、2番人気)なので、これに乗っかることにしたのですが、それが失敗の一つでした。2レースはミルコ騎乗の11番ラヴベローナを指名するも3連複2頭軸の相手にサテラノサトを指定して撃沈、その後も3連複のせいかまったく当たらず、4レース障害未勝利は10番アヴニールマルシェを指定するも相手にしたリュクサンブールは、あれ?どこ行った?よし、ミルコ1本に絞ろう、と9、10レースはミルコから馬連を流すもハズレ(3着、4着)。ミルコなんて信じるんじゃなかったよ(泣)

と散々な有様でしたが、それよりもとにかく暑い!最高気温は38度!新潟ってこんなに暑いんだ。場内の自販機は昼過ぎにはアクエリアスといろはすが売り切れるという事態に。これはある意味サバイバルかも?と○野屋の牛丼をほおばりながら恐怖を感じていました(たれカツ丼食えよ)。

さて、メインはもちろん新潟の直線重賞アイビスSD、そして札幌ではクイーンステークス、小倉はどうでもいいや。さて、アイビスSDは1番人気がダイメイプリンセス、以下ラブカンプー、ペイシャフェリシタが人気。まあ、春の実績を買ってここはダイメイプリンセスで行こう。後はなんとも言えないので、あまり買わない3連複軸1点流しで、15番から6頭ばかり流すことに。札幌はソウルスターリングの復活はない!と断言し(?)ディアドラと3歳馬ツヅミモンで勝負。

メイン3レースは札幌から。1番人気ディアドラは直線鮮やかに差し切り勝ち。一方のツヅミモンは?斤量が軽くてもダメなやつはダメだな。そんなことに改めて気付かされました。ここまで順当に全敗。頼む、最後ぐらい勝たせてくれ!新潟メインのアイビスSDは、スタート地点が1kmばかりも向こうなのでスタンドにいても見えません。基本中継カメラが頼りです。テレビでもあまり変わらんなー、とぼんやり考えていると馬群が近づいてきました。お、結構好位置にいる。何とかなるか?何とか人気に応えてくれました。勝ってよかったよー。3連複は外しましたが(7番人気までしか買ってなかったので)、単複は当たってまあまあでした。

さて、帰るか。しかし、ここからも地獄でした。まずバスを待つ長蛇の列。帰りだから行き以上に人が多いです。しかも気温37度の中ひたすら耐える。何の修行だよ?30分近く待って来たバスは、高速バスタイプの車両でした。よかった。行きと同じ普通の路線バスで立ったままじゃきつい。道路も行き以上に混んでいて、新新バイパスにたどり着くまでに10分近く要する始末。バイパスに乗れば、と思いましたがやはり大渋滞。それでも海老ヶ瀬ICを過ぎると流れるようになり、新潟駅にはやはり10分ほどの遅れで到着。新幹線に間に合ってよかった。

惨敗したのでお土産はないけれど、せっかくの新潟だからと県内限定販売の純米酒を購入。同行した知り合いも何か買ってましたが。でも、やっぱり新潟って相性が悪いところですな。回収率が一番低いの新潟だし。札幌が一番回収率いいんですが、今回はまあ運が悪かったということで。

それでも、今回のレースを見て直線競馬の攻略法が見えた気がします。今まで、条件戦含めろくに勝ったことがなかったけれど、これで勝てるかも。

  1. 直線競馬での実績は重視
    ここにしかないコースなので、他場の実績はあまりアテになりません。終いの脚が速ければ買う材料にはなりますが。やはりここでの実績は大事です。
  2. 基本外枠が有利
    アイビスSDは開幕週でしたが、それでも馬場の荒れた内側よりもきれいな外側を走ろうとするのは自然なことです。開催が進んで馬場が荒れてくると、ファンサービスかってぐらいにみんなが外ラチに沿って走ります。コースロスは結構響くので、実力差がなければ外枠の方が距離が短い分有利です。

これで勝てるのかなあ。しばらくこれでやってみますか。西田と藤田(菜)が千直の鬼という都市伝説もありますが、それはどーなんでしょうね。

職場のパートナー(最後に)

職場の問題児(以下Mとする)が去って行きました。最終日もやはり大幅な遅刻でした。最後ぐらいきっちり、いやそれは無理な注文ですね。出勤して10分以上もぼーっとする。それも見慣れた光景です。勤怠や勤務態度も契約終了の要因だっけ?まあ、今となってはどうでもいいです。最後だから、PCの返却手続き、処理があるので作業はなし、もっとも普段だっていない方が作業が捗っていたから、大して変わりません。

最後だからでしょうか、いつものように誰の陰謀なんだ?オレは優秀なエンジニアだ、といった戯言はありませんでした。その代わりにこんなことを言いました。「オレの実力はこの現場では足りなかったんでしょう。(ここに残る)あなたは十分な実力をお持ちなんでしょう。」絶対ウソに決まってる。お前がそんなこと言うキャラじゃないのは百も承知だ。それともとうとう壊れたのか。かわいそうに。でも、舌の根も乾かぬうちにオレの実力は最高だ、お前らよりもオレの方が上なんだ、などとつぶやいているのはなんでしょうかね?

終業時間を待たずに、入館証などを返却する都合でMは早々に去って行きました。しかし、Mがいなくなっても不思議と寂しさはありませんでした。むしろ、やつがやらかした(ログをちゃんと見ていなかったなどの失態の)せいで、こちらが昨日からその後始末を散々やらされ、そんな感傷的な気分になる余裕なんてなかったです。最後まで他人に迷惑をかける最低なやつだった。そんな印象しか残さなかったですね。

噂によると、次は結構いい現場(有名な企業です)で働けることになったとか。いったいどうやって先方の担当者をだましたのでしょうか。気になります。でも、受け入れる方も受け入れる方だよ。風采からいっても、発言内容から言っても胡散臭いことこの上ないのに、よく採用するもんだ。現場に不幸をもたらすのは案外現場の上長なのかもしれませんね。そんなことをぼんやり考えつつ、やつの後始末を何とか無事に終えることができました。もう二度と自分の前には現れて欲しくないです。今後何があっても一緒に仕事をしたくない。できれば、現場の裁量で業界から永久追放してくれないかな?