レインボーライン号の思い出

今年の天皇賞(春)を勝利したレインボーラインですが、レース後に故障を発生し、長期休養を余儀なくされました。そして先日、引退することが発表されましたね。実は自分は、彼がステイゴールド産駒であることを知ってから、ずっと応援していたのです。ですが、菊花賞2着の後、大きいレースであと一歩のところでタイトルを逃すもどかしい競馬が続いていました。それでも、あの不良馬場でのキタサンブラックが勝った天皇賞(秋)で3着に食い込むなど、素質の片鱗を見せている辺りで、なかなか見限れなかったのです。

そして、今年阪神大賞典で見事勝利を収め、今度こそはという気持ちで天皇賞に臨み、世間がやれシュヴァルグランだクリンチャーだとかいう中を、今度こそはと信じて彼を軸に流し(3連複のもう1頭の軸はシュヴァルグランでしたが(^_^;))、見事に勝利を収め、やっと勝てた、ついにG1タイトルをつかんだと喜んだのもつかの間、鞍上が即座に下馬してしまい、場内が騒然となったのはショックでした(その時は府中にいたので詳しい状況は分からなかったんですが)。

最後まで死力を尽くして、そして栄冠を手にした。故障は残念だけど、ゆっくり休んでまた秋の天皇賞で会おう。そう思っていたのですが、引退が発表されて少なからずショックを受けました。ですが、今まで頑張ってきたこと、G1勝利によって繁殖入りできたことは喜んでいいと思います。今までありがとう、ゆっくり休んでおくれと声をかけてあげたいです。

自分はディープインパクトとか俗受けする血統はあまり好きでなく、こういうマイナー血統が好きなので(一応SS系ですが)、繁殖入りできたことは本当によかったと思います。ステイゴールド系のさらなる活躍を心待ちにしたいと思います。

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