今回は、お金がないので極力お金を使わないプランを画策してきたが、最後の1枚、じゃない1回分どうしようか?と考えていたら、普段の大回りでは行けない場所がまだあることに気付いた。それは久留里線。なかなか行く機会もないので、この際行くことにした。駅メモが目的だから、1回往復するだけではつまらない。しかし、時間的に2回が限界だな。本数がそこそこあるように見えるが、終点の上総亀山に到達する列車は半分くらいしかない(久留里乗り換え含む)。
まずは総武快速線で千葉へ。そこから内房線に乗り換えて久留里線の起点木更津へ移動。いつもは電車から眺めているだけだったが、ようやく久留里線に乗ることができる。もう、非冷房車もタブレット交換もないけれど、それでも南関東の非電化区間って何だか趣が違うな。
久留里線の行程だが、列車が少ないので日帰り移動で木更津に到着する時間から考えて、結局13:01発の上総亀山行きが妥当な列車となる。本気で往復する気なら、木更津に前泊するべきだろうが、そこまでの資金的、体力的余裕はない。
久留里線に乗るのは随分と久しぶりなので、駅メモ以外に(当然駅奪取もまだだが)トレすごもチェックが必要なのであった。さすがに3ついっぺんにすると、どれか飛びそうな気がするので、往復するからと1回チェックすればいいトレすごを先にチェックし、帰りに駅奪取をチェックインすることにした。
木更津を出発。駅手前で駅メモのチェックインを行い、駅に近づいたらトレすごのチェックをする。相変わらずトレすごの位置判定はシビアだな。そして、あることに気付く。駅メモでチェックインして、駅にリンクしても数秒から長くても1分程度でリンクを切られる。よく見ると、同じような名前がいくつか見られる。これは、同電(同じ列車にメモラーが複数乗り合わせること)というやつか。電車じゃないけど。こんな辺鄙なところでもメモラーとの戦いがあるとは。意図的にタイミングを遅らせるが、あまり効果はないようだった。とりあえずチェックインするのが目的だから、深追いするのはやめた。
各駅での駅メモチェックインを進めつつ、忘れないようにトレすごのチェックも行う。そして、ようやく終点の上総亀山に到着。これでトレすごは久留里線を無事にクリア。駅メモの方も取りこぼしはないようだ。周りを見ると、沿線の利用者ではなく、久留里線に乗りに来たと思しき人が十数人はいるようだ。この中に、メモラーもいるんだろうか。
上総亀山を15分ほどで折返し、今度は駅メモと駅奪取のチェックインを進める。駅メモはイエローライセンスを使っているので、連動機能で駅奪取のみチェックインすればいいのだが、すっかり忘れていた。駅奪取については、グリーンライセンスが2枚しかないので、今回は使わないことに。つまり10回の回数制限で終わりとなる。でも、ありあまる強奪チーズ(1h)は使う。駅メモは相変わらず数名での激しいリンク合戦となるが、駅奪取は静かな様相を見せる。やはりプレイ人口が相当違うんだな。
木更津に帰ってきた。いつもならここで、千葉方面に向かって乗り換えるところだが、今回は久留里線を往復するミッションなので、軽く休憩を取ってから折返しの列車に乗り、またしても上総亀山を目指すことになる。通常の乗りつぶしではこんな行動は取らないので、奇妙な感じもする。2本目は、駅奪取も残り回数が0なので、駅メモに専念できる。今度はライバルのメモラーはほとんどいないようだ。しかし、1本目の出発から既に3時間近く経っている。これは想像以上にハードな戦いだ。それにしても気になるのは、この遅い速度。新型のE130系に置き換えたにも関わらず、40~50km/h程度しかスピードが出ていない。正直言って、高性能車両のスペックをかなり持て余しているように思う。それでも何かしらのメリットはあるのかな?クーラー付きなのはありがたいが。
終点上総亀山に到着。さっきよりは乗り鉄の数が減っている。もう2回目なので、周辺の撮影はあまりせず列車内でゆっくりする。この次の列車は、なぜか久留里止まり。久留里で、久留里始発の木更津行きに接続しているが。久留里で列車を降りて、反対側のホームへ構内踏切(こんなのまだあるんだな)を渡り、列車を待つ。時間は既に17時30分を過ぎ、辺りは次第に暗くなってくるが、チェックインが目的なので、車窓はどうでもよい。旅を楽しむ者としてこうはなりたくなかったが、今日はゲームが目的だから(それでいいのか?!)
最後までちゃんとチェックインを続けて、終点の木更津に到着。その次の上総亀山行きは19:51発。そこまで付き合う余裕もないので、これで木更津を離れることに。ちょうど、5分の待ち合わせで総武快速線の横須賀行きに乗れるので、ちょっと忙しいが総武快速の列車に乗り込む。グリーン車は行きに乗ったので(品川で降りるのでちょっともったいないというのもあるが)、帰りは普通車に乗ることに。強烈な睡魔が襲ってくるが、それでも千葉までは何とか耐えて、チェックインを続ける。千葉を出て、新千葉をチェックした後は、よく来る場所だし、とお休みすることにした。ふと目が覚めると、既に市川を過ぎていた。おっと、あぶない。
それと言うのも。実は駅メモの総武快速線のうち地下区間の馬喰町だけがどうしてもチェックインできなかったのだ。レーダーを試してみたが、遠すぎるのかダメ。ルートビューンで取れるかと、品川からのアクセスを試みたのだが。実は、起点(最後にチェックインした駅)から2時間以内にチェックインした同一路線の駅が、ルートビューンによる一括アクセスの対象となる。同一路線?!品川から東京までは横須賀線だが、東京から先は総武快速線となる。つまり東京駅でチェックインできなければ、この区間でのルートビューンは無効になってしまう。そして、そんな訳で行きは見事に失敗したのであった。さて、帰りは…。錦糸町でチェックインし、馬喰町でチェックインできれば問題ないが、位置情報がどうしても取得できない、ならば隣の新日本橋で、これも失敗。かくなる上は、とiPhoneのプライバシー設定から位置情報の取得をOFFに、さらに機内モードでキャリアからのアクセスを完全遮断。その効果あってか、東京駅でのチェックインに成功する!あとは錦糸町~東京間の駅をルートビューンで取得するだけ。これで、難関の馬喰町をチェックインし、無事に総武快速線をコンプ!よし、寝よう。と言っても、そんなに長い時間乗るわけではないのだが。
今回の成果は、当然ながら久留里線コンプ、おまけで総武快速線(東京~千葉間)もコンプ、あとは千葉県内の駅のアクセス回数がちょっと増えたかな?それでもはじめまして○○駅(20回)にはほど遠い。称号を取れるのはいつになるのやら。そして千葉県内の未乗区間(もちろん駅メモの)は?アーバンパークライン、TX、新京成、小湊、いすみ・・・。まだまだであったか。これでも千葉の猛者(県内50%アクセス)を獲っているんだが。一度は全て回った路線の再訪問、そしてお財布と相談してブルーライセンスの購入も必要となる。地道にやりますか。