青春18きっぷで行く貧乏旅行feat.駅メモ(その5)

今回は、お金がないので極力お金を使わないプランを画策してきたが、最後の1枚、じゃない1回分どうしようか?と考えていたら、普段の大回りでは行けない場所がまだあることに気付いた。それは久留里線。なかなか行く機会もないので、この際行くことにした。駅メモが目的だから、1回往復するだけではつまらない。しかし、時間的に2回が限界だな。本数がそこそこあるように見えるが、終点の上総亀山に到達する列車は半分くらいしかない(久留里乗り換え含む)。

まずは総武快速線で千葉へ。そこから内房線に乗り換えて久留里線の起点木更津へ移動。いつもは電車から眺めているだけだったが、ようやく久留里線に乗ることができる。もう、非冷房車もタブレット交換もないけれど、それでも南関東の非電化区間って何だか趣が違うな。

久留里線の行程だが、列車が少ないので日帰り移動で木更津に到着する時間から考えて、結局13:01発の上総亀山行きが妥当な列車となる。本気で往復する気なら、木更津に前泊するべきだろうが、そこまでの資金的、体力的余裕はない。

久留里線に乗るのは随分と久しぶりなので、駅メモ以外に(当然駅奪取もまだだが)トレすごもチェックが必要なのであった。さすがに3ついっぺんにすると、どれか飛びそうな気がするので、往復するからと1回チェックすればいいトレすごを先にチェックし、帰りに駅奪取をチェックインすることにした。


木更津を出発。駅手前で駅メモのチェックインを行い、駅に近づいたらトレすごのチェックをする。相変わらずトレすごの位置判定はシビアだな。そして、あることに気付く。駅メモでチェックインして、駅にリンクしても数秒から長くても1分程度でリンクを切られる。よく見ると、同じような名前がいくつか見られる。これは、同電(同じ列車にメモラーが複数乗り合わせること)というやつか。電車じゃないけど。こんな辺鄙なところでもメモラーとの戦いがあるとは。意図的にタイミングを遅らせるが、あまり効果はないようだった。とりあえずチェックインするのが目的だから、深追いするのはやめた。
各駅での駅メモチェックインを進めつつ、忘れないようにトレすごのチェックも行う。そして、ようやく終点の上総亀山に到着。これでトレすごは久留里線を無事にクリア。駅メモの方も取りこぼしはないようだ。周りを見ると、沿線の利用者ではなく、久留里線に乗りに来たと思しき人が十数人はいるようだ。この中に、メモラーもいるんだろうか。

上総亀山を15分ほどで折返し、今度は駅メモと駅奪取のチェックインを進める。駅メモはイエローライセンスを使っているので、連動機能で駅奪取のみチェックインすればいいのだが、すっかり忘れていた。駅奪取については、グリーンライセンスが2枚しかないので、今回は使わないことに。つまり10回の回数制限で終わりとなる。でも、ありあまる強奪チーズ(1h)は使う。駅メモは相変わらず数名での激しいリンク合戦となるが、駅奪取は静かな様相を見せる。やはりプレイ人口が相当違うんだな。

木更津に帰ってきた。いつもならここで、千葉方面に向かって乗り換えるところだが、今回は久留里線を往復するミッションなので、軽く休憩を取ってから折返しの列車に乗り、またしても上総亀山を目指すことになる。通常の乗りつぶしではこんな行動は取らないので、奇妙な感じもする。2本目は、駅奪取も残り回数が0なので、駅メモに専念できる。今度はライバルのメモラーはほとんどいないようだ。しかし、1本目の出発から既に3時間近く経っている。これは想像以上にハードな戦いだ。それにしても気になるのは、この遅い速度。新型のE130系に置き換えたにも関わらず、40~50km/h程度しかスピードが出ていない。正直言って、高性能車両のスペックをかなり持て余しているように思う。それでも何かしらのメリットはあるのかな?クーラー付きなのはありがたいが。

終点上総亀山に到着。さっきよりは乗り鉄の数が減っている。もう2回目なので、周辺の撮影はあまりせず列車内でゆっくりする。この次の列車は、なぜか久留里止まり。久留里で、久留里始発の木更津行きに接続しているが。久留里で列車を降りて、反対側のホームへ構内踏切(こんなのまだあるんだな)を渡り、列車を待つ。時間は既に17時30分を過ぎ、辺りは次第に暗くなってくるが、チェックインが目的なので、車窓はどうでもよい。旅を楽しむ者としてこうはなりたくなかったが、今日はゲームが目的だから(それでいいのか?!)

最後までちゃんとチェックインを続けて、終点の木更津に到着。その次の上総亀山行きは19:51発。そこまで付き合う余裕もないので、これで木更津を離れることに。ちょうど、5分の待ち合わせで総武快速線の横須賀行きに乗れるので、ちょっと忙しいが総武快速の列車に乗り込む。グリーン車は行きに乗ったので(品川で降りるのでちょっともったいないというのもあるが)、帰りは普通車に乗ることに。強烈な睡魔が襲ってくるが、それでも千葉までは何とか耐えて、チェックインを続ける。千葉を出て、新千葉をチェックした後は、よく来る場所だし、とお休みすることにした。ふと目が覚めると、既に市川を過ぎていた。おっと、あぶない。

それと言うのも。実は駅メモの総武快速線のうち地下区間の馬喰町だけがどうしてもチェックインできなかったのだ。レーダーを試してみたが、遠すぎるのかダメ。ルートビューンで取れるかと、品川からのアクセスを試みたのだが。実は、起点(最後にチェックインした駅)から2時間以内にチェックインした同一路線の駅が、ルートビューンによる一括アクセスの対象となる。同一路線?!品川から東京までは横須賀線だが、東京から先は総武快速線となる。つまり東京駅でチェックインできなければ、この区間でのルートビューンは無効になってしまう。そして、そんな訳で行きは見事に失敗したのであった。さて、帰りは…。錦糸町でチェックインし、馬喰町でチェックインできれば問題ないが、位置情報がどうしても取得できない、ならば隣の新日本橋で、これも失敗。かくなる上は、とiPhoneのプライバシー設定から位置情報の取得をOFFに、さらに機内モードでキャリアからのアクセスを完全遮断。その効果あってか、東京駅でのチェックインに成功する!あとは錦糸町~東京間の駅をルートビューンで取得するだけ。これで、難関の馬喰町をチェックインし、無事に総武快速線をコンプ!よし、寝よう。と言っても、そんなに長い時間乗るわけではないのだが。

今回の成果は、当然ながら久留里線コンプ、おまけで総武快速線(東京~千葉間)もコンプ、あとは千葉県内の駅のアクセス回数がちょっと増えたかな?それでもはじめまして○○駅(20回)にはほど遠い。称号を取れるのはいつになるのやら。そして千葉県内の未乗区間(もちろん駅メモの)は?アーバンパークライン、TX、新京成、小湊、いすみ・・・。まだまだであったか。これでも千葉の猛者(県内50%アクセス)を獲っているんだが。一度は全て回った路線の再訪問、そしてお財布と相談してブルーライセンスの購入も必要となる。地道にやりますか。

青春18きっぷで行く貧乏旅行feat.駅メモ(その4)

青春18きっぷの旅だが、今回は西へ。東日本管内なら他のきっぷでもそこそこ回れるので、18きっぷの特性を生かして、東海エリアへ行くことにした。

今回の行程は、シンプルに天浜線(天竜浜名湖鉄道)に乗る。それを目的とした。それでも、18きっぷで往復するわけだから、結構な時間がかかるのである。

熱海行きの快速アクティーで東海道線を西下する。いつものコースなので、適当にチェックインしながら進む。帰りの行程上グリーン車の利用は厳しい(グリーン券を買う時間がない)ので、行きにグリーン車を利用したのだが、あれ?案外人が多い。おそらく8割以上は席が埋まっていたのではないだろうか。途中で降りることを期待するが小田原を過ぎても人が減る気配がない。まさか、熱海までか?と思ったら真鶴あたりで結構降りていった。遅いよ。なお、熱海までのチェックインポイントは何度も通っているので省略する。そうだな、大船、藤沢、茅ヶ崎、小田原あたりで連打するぐらいだろうな。

熱海からは例の東海のやる気のない普通列車でさらに西へ進むことに。そして、来た列車は6両トイレなし。つまり211系5000番台が2本つながった編成である。3両じゃなかったことだけは評価しておこう。何とか座席を確保し(ロングシートだが)、来宮(伊東線)チェック後、長いトンネルを抜けて函南からチェックイン再開。

掛川で電車を降りて、ここから今日の目的天竜浜名湖鉄道(天浜線)ののりばと向かう。本当は往復したかったのだが、時間の都合上無理だったので片道のみの利用とした。よって、乗車券は券売機で購入する普通乗車券である。実は天浜線に乗るのは初めて(駅メモを初めてからという意味である)だが、JRの在来線や新幹線から取れるところは部分的に取得しているのであった(新幹線からボタン連打攻撃などで)。そんなわけで対象の赤新駅は桜木~浜名湖佐久米間となるのだが、ここは丁寧に全駅しっかり取っていくこととする。ついでに駅奪取の方もグリーンライセンスしかないが、やってみることにする。

ダイヤの都合上、途中の天竜二俣(旧遠江二俣)で乗り換えとなる。ライセンスの都合上、駅奪取は天竜二俣までになってしまった。どこかで復活しないかな?乗り換え時間が短いがホームの隣の列車に乗り換え、さらに先へ。眠い。それほど早い時間でもないが、最近の仕事のせいか何だか眠い。それでも睡魔に打ち勝ち無事に浜名湖佐久米に到着。いや、新所原までは終わってないよ。

新所原に到着し、無事に天浜線をコンプ。さて、ここからは都合により休憩なしの大移動となる。まずは、掛川行きの普通に乗る。いつものロングシートかと思っていたら、意外にも313系5000番台が来た。おかげで快適に移動できる。だが、浜松から始発の沼津行きがあるので、浜松で降りる。浜松からはいつものロングシート211系5000番台と313系2000番台で移動。こちらも座席は確保できたので、ライフが復活した駅奪取も再開することに。駅奪取は何とか柚木(静岡鉄道)まで続けることができた。あとは睡魔と戦いながらチェックインを続ける。

列車は沼津行きという中途半端な行き先だが、終点の沼津で上野東京ラインの列車に乗り換えできるのである。しかし、乗り換え時間が2分しかないので、グリーン券が買えない。しかも沼津は東日本の駅じゃないので、ホーム上にグリーン券発売機なんてものもない。なので、仕方なく普通車に乗ることになる。とりあえず東海管内(熱海まで)は頑張ってみたが、熱海を過ぎると、もう疲れが出てきて、というよりどうせ伊豆方面に行くからその時でいいやと、寝ることにした。

ふと目が覚めると、小田原か、と思って目を上げたら藤沢?学生みたいに次の日が休みでもないし、体力の回復が早いわけでもないので、無理しないようにしようと改めて思った。

今日の成果は、天竜浜名湖鉄道全線のみ。もっとも東海道本線は名古屋までチェック済みなので、東海道本線については問題なし。あとは沿線のローカル私鉄(大井川鐵道、豊橋鉄道)か。新幹線で東京~新大阪間を往復する生活に憧れるが、道は遠いなあ。